◆ なかなか個人的に鋭いと思うコメントもいただきましたので、下の発音に関する記事について。

 一応、本文中でも明確にしていたつもりでしたが、公式訳を批判するつもりは毛頭ありません。また非母語話者の発音を笑うつもりで書いたわけでもないです(自分も英語が下手で、恥をかくのが怖いノンネイティブですから!)

 ただ、公式訳を眺めていてあまりに強烈な思い込みを持ってしまい、違う発音があるなど考えもしなくてビックリしたり、カード名が通じなくて恥ずかしかったり、そんな語学好きのMtG体験を共有できれば、と思い、公式訳には自分ともどもネタになっていただきました。m(._.)m
 もし不快に感じられた方がおりましたら申し訳ない。


 見直して見れば、「正」「誤」という表現がまずかったですね。
 これじゃ押しつけと思われても仕方ない。

 世の中にはbusを「ブス」と読む地域(英国の一部)もあるくらいで、また時代とともに発音は変わるものですから、「正誤」は本当に気をつけるべき表記でしたね。分かりやすさのために大切なものを犠牲にしてしまったようです。


 実際の自分は、規範や蘊蓄を押しつけるのがあまり好きではありません。
 しかし言語好きの因果な性格で、食いついてきてくれる人がいれば話をするのは好きだという。中々自分を律するのは難しいものです。


 反省する一方で、MtG言語ネタに意外なほど反響がいただけて、言語マニアとしてはそれだけで嬉しかったり (^_^)v

 懲りずにおそらくまたMtG言語ネタについて書くと思うので、そのときはどうか気軽に読んで楽しんでいただけたらなと思います。

 MtGは、感謝です。

コメント

ざきもま
2011年1月26日22:08

ジャッジメントのころとかいろいろ騒動ありましたからね。
その一方で疾風のデルヴィッシュとか名訳もありますし、それらを含めて楽しむのがいいのではないかと。
そういう意味では言語としてこういうのも1000年後には興味深い資料になるのかもわかりませんね。並みの文書よりしっかり管理されてるカードもありますし、それらが将来古典の教科書になるのかも。さすがに言いすぎかな

re-giant
2011年1月26日22:22

日本語読みとは異なる色んな読み方があるということを知っておくことで、
他国の方とマジック楽しむときに混乱や誤解が避けられるかもしれませんし、
それより何より個人的に好きな分野の話なので、今後も期待してます。

在藤銀
2011年1月26日22:36

というか、ウチらのプレイ環境に英語圏の人が多いのもあって自然と気を使っちゃうのもあって、できるだけ相手の立場で~ってのを考えすぎた結果でしかないと思うがねー。

相手の文化に可能な限り譲歩できた方が、相手も嬉しいのは当たり前だと思うし。

外人がワビ・サビ・モエを知っていたら、好感度あがるだろ?みたいなモンだと俺は思うがなーw

Taku
2011年1月26日23:49

> ざきもま@カーンさん
そうだったんですかー(当時引退していた)
僕もMtGには随分英単語を教えてもらった口で、いつの日か古典になるかは分かりませんが、言語学習用教材としては中々価値が(価格も)高いと思っていますよ!

> re-giantさん
あざーす!
楽しんで読んでもらって、コメントもらえるのが一番励みになります!
こういう楽しみができるのもまた魅力なんですよね。

> 在藤銀さん
何を隠そう最近は一人まわしでも気がつけば英語を口走っている。
I’m doneとかyour turnとかactivateとか(笑)
単にマジックと言語が好きなだけの無害な生き物です。

ラッチ
2011年1月27日1:07

MTGの楽しみ方をまた別の角度から見られる人って素晴らしい!
毎回記事楽しく読ませてもらってますよ~。

Taku
2011年1月28日20:29

> ラッチさん
いえいえ、魅力的な絵を描けるラッチさんの足元にも及びませぬ!

明日お会いできると知って興奮してます!

お気に入り日記の更新

お気に入り日記

登録したユーザー
384
登録されたユーザー
1001

この日記について

日記内を検索