◆ Legacy Gauntlet  Nic Fit (GB) vs. Reanimator
 http://www.channelfireball.com/articles/legacy-gauntlet-nic-fit-gb-vs-reanimator/
 
 「レガシーの有力デッキテスト」 Nic Fit 黒緑 vs. リアニメイト
 
 Caleb Durward 2012年2月6日
 
 レガシーのデッキテストへようこそ!
 今週はアダム(Adam Barnello)の提案で、ニック・フィット(Nic Fit)のデッキと相性が悪いマッチをしてみるよ。でもちょいと問題があって、ニック・フィットのデッキは真っ向から勝負してくるデッキを倒すように組んであるガラスの大砲みたいなものなんで、相性が悪いマッチだと一方的にやられてしまう。
 これまで同じ理由で、マーベリックみたいにこちらがガン有利なデッキも避けてきたんだけど、それも殺戮から得られるものが少ないと思ったからなんだ。
 
 それでもリアニメイトに対しては、サイドボード後一応プランはあった。一方的でなく激戦になるかもしれない。
 嬉しいことにまだあまり試されてないプランなんだ。
 サイドボードが毎回劇的に変わってるけど、それというのもスペースが十分あるからなんだ。斜め上から勝負をかけてくるデッキと戦うために割くスペースね。
 インビテーショナルでは墓地利用のデッキとは当たらなかったから、サイドの多くは一度も使わなかったんだけどさ。
 
 このマッチだけど、メインはこちらがちぎれ飛ぶだろうと予想。
 色々なトーナメントにニック・フィットのデッキを持ち込んでみたけど、リアニメイトのマッチに勝てたことは一度だってなかった。しばらくは《虚空の力線/Leyline of the Void》4積みでやってたほどさ。
 でも力線スタートしても、《残響する真実/Echoing Truth》や《実物提示教育/Show and Tell》に分からされて負けたり、一回はこちらの《墓所のタイタン/Grave Titan》を《思考囲い/Thoughtseize》されて、それを《再活性/Reanimate》で釣られたりしたよ。
 
 アダムと戦ったデッキはこちら:
 1:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
 1:《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》
 1:《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
 4:《Bayou》
 4:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
 4:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
 4:《森/Forest》
 3:《沼/Swamp》
 1:《永遠の証人/Eternal Witness》
 1:《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
 1:《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder》
 1:《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
 1:《花の壁/Wall of Blossoms》
 1:《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit》
 2:《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
 4:《老練の探険者/Veteran Explorer》
 2:《墓所のタイタン/Grave Titan》
 4:《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
 4:《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
 2:《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
 2:《四肢切断/Dismember》
 1:《喉首狙い/Go for the Throat》
 3:《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
 3:《破滅的な行為/Pernicious Deed》
 2:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
 2:《Hymn to Tourach》
 1:《占骨術/Skeletal Scrying》
 
 サイドボード
 1:《永遠の証人/Eternal Witness》
 1:《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
 2:《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
 2:《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
 2:《根絶/Extirpate》
 1:《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
 1:《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
 1:《滅び/Damnation》
 4:《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
 Legacy Gauntlet  Nic Fit (GB) vs. Reanimator
 ニック・フィット緑黒(Caleb) http://bcove.me/jwfrxpoi
 
 (元記事 http://www.channelfireball.com/articles/legacy-gauntlet-nic-fit-gb-vs-reanimator/ )

 サイドボード前
 
 恐れていた通り……いや、恐れていたってのは正確じゃないな。
 むしろサイドボード前も見所がないわけじゃなかった。幸運にも1ゲームは取れたのでね。
 メインにも《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》経由の《漁る軟泥/Scavenging Ooze》があるから、少しは墓地対策になる。でもリアニメイトの動きに比べてずっと遅いから、2ターン目か3ターン目には《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》が出てきて積んでしまう。
 というわけでメインを何とかかすめ取るには、《陰謀団式療法/Cabal Therapy》を引いて上手に使うことだね。
 サイドボーディング
 OUT
 《破滅的な行為/Pernicious Deed》*3
 《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》*3
 《花の壁/Wall of Blossoms》
 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
 
 IN
 《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》*2
 《根絶/Extirpate》*2
 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》*2
 《永遠の証人/Eternal Witness》
 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
サイドボード後

 サイド後のゲームを1,2回した後は、自信もついたし《陰謀団式療法/Cabal Therapy》の精度も上がった。《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》も単体では心もとなかったけど、他の妨害と合わさるといい感じだった。全体としては満足してるよ。
 
 文字で見れば否定的になるのは無理もない。どれだけサイドを墓地対策に割いてるか見れば、上手く捌けるようになるのも当然だよ。
 現実には、デッキに合う対策カードさえあれば、対策の量はさほど重要じゃない。
 《虚空の力線/Leyline of the Void》はドレッジミラーで強いけど、今使ってるのは長期戦を想定したコントロールデッキだからね。厄介なエンチャントでもいずれ処理されてしまう。十分な量の、種類を散らしてある対策の方がずっと対応するのが難しい。
 
 読んでくれてありがとう!

コメント

在藤銀
2012年2月7日22:03

モダンレベルの資産があれば、Bayou4枚ぐらいで組めそうなのが面白そうね。

マジックしたいなぁー。

Taku
2012年2月7日22:21

> 在藤銀さん

それもまた一つの売りだと思うよ。
ぶっちゃけBayouも最低1枚あればフェッチで持ってこれるし、他のカードも代用がきかないのは頂点とセラピーくらいだし。コントロールビッグマナのいいところだね。

俺もマジックしたい。まー出張までは翻訳で我慢しとくわ。

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