【翻訳】闇の隆盛・レビュー　赤 part1 (by LSV)

2012年2月25日翻訳

◆　闇の隆盛・レビュー　赤
　
　Dark Ascension Set Review Red
　
　Luis Scott-Vargas, 2012年2月1日
　
　http://www.channelfireball.com/articles/dark-ascension-set-review-red/
　
　

《苦悩の脱走者/Afflicted Deserter》/《狼男の荒らし屋/Werewolf Ransacker》
　構築1.0点
　茶破壊に関しては《古えの遺恨/Ancient Grudge》が強すぎて、新人にとっては超えられない壁になってる。こいつは出たときにすぐ破壊できないし、破壊するにもターンを返さないといけないと苦悩の日々が続きそうだ。
　
　リミテッド2.5点
　《苛まれし最下層民/Tormented Pariah》は使わざるを得なかったことが多かったから、同じ理由でこいつも使うだろう。たまに素敵なボーナスも出るしね。どんな時でも、ターンを返してアーティファクトを粉々にするのは実に爽快だし、その代償も及第点のカードからパワーが1減っただけだ。

《頭目の乱闘/Alpha Brawl》
　構築1.0点
　残念ながら、フレイバーが良くてもコストの重さ、効果、柔軟性、カードパワーなんかを埋め合わせてくれるわけじゃないな。話が都合よく運んでも《疫病風/Plague Wind》止まり。相手生物に依存する《疫病風/Plague Wind》は疑わしいよ。
　
　リミテッド2.5点
　刮目せよ、この効果にして8マナだ。撃てば大体勝てるので《暴動/Insurrection》に近い。が、相手にクリーチャーが並んでないといけないし、超絶重たい。8マナはデッキを選ばず入るわけじゃないから、いかに長期戦に持ち込むかを考えずに入れることはできないな。

《血の抗争/Blood Feud》
　構築1.0点
　この重さで構築級なんて言ったら抗争ものだぜ。
　
　リミテッド3.5点
　《双撃/Twinstrike》かい？こいつで相手の生物を美味しく頂くのはわけないことだし、最悪でもこちらのデカブツで相手の小さいクリーチャーを処理できる。これまでで既にかなり強い印象を受けたよ。

《燃える油/Burning Oil》
　構築1.0点
　こいつと《稲妻のらせん/Lightning Helix》は、《遠沼の骨投げ/Farbog Boneflinger》と《皮裂き/Skinrender》の関係に似てる。基本的にあらゆる面で劣ってるあたりとか。《火葬/Incinerate》使っときなよ。
　
　リミテッド3.0点
　フラッシュバックできなくても十分な強さだし、もしできればとても優秀。赤白って色の組み合わせは基本的に酷いので、赤入りの2色タッチ白って具合に使われそうだ。早めに取って全く申し分ない。

《流血の呪い/Curse of Bloodletting》
　構築1.0点
　《ラースの灼熱洞/Furnace of Rath》と比較せずにはいられない。まあどっちも使えないわけだが。
　
　リミテッド0.0点
　対象の対戦相手はライフの半分を失うって5マナのカードが強いわけがない。たとえ切り捨てであってもね（今のままだとライフ5点が実質3点になるだけだからな）。マジでイカすメカニズムなんだから、もっと呪いがプッシュされてほしいんだけどなあ。

《エルドワルの切り裂き魔/Erdwal Ripper》
　構築1.0点
　《流城の貴族/Stromkirk Noble》のが1，2ターン目なら強い。中盤～終盤にかけてならこいつのが強いけど、それでも不十分だ。
　
　リミテッド3.0点
　マナコストさえどうにかなるなら、手札に潜ませておくとかなりいい感じ。出して即3/2にならなくても、パワーが2ある生物はゲームの展開を問わず役に立つはずさ。