アヴァシンの帰還ドラフト、思ったより悪くなかった
2012年5月6日 MtG コメント (2)◆ 2回ほどドラフトしてきました。
1回目:1p1手目《狩られる者の逆襲/Revenge of the Hunted》から、《ドルイドの使い魔/Druid’s Familiar》2手目で緑へ。
しかしそこから緑が枯れ、《ケッシグの不満分子/Kessig Malcontents》などで赤を見る。
1パック目の最後に《血の芸術家/Blood Artist》、《常夜の影/Evernight Shade》、《骨の粉砕/Bone Splinters》などが流れてきてつまみつつ黒を考える。
結局2パック目に《死の風/Death Wind》などが流れに流れ、ガッチリ黒へ。
除去の弱い環境で除去コンへ行けるのか?と不安になりつつコントロール型へ。
卓の流れは:
白緑t赤 → 黒緑(Taku) → 白緑 → 赤白t黒 → 青緑 → 青赤
安定の白高評価である。
《暁の熾天使/Seraph of Dawn》が大量発生してて酷いことになってた。
もう一つは緑の人気。白、赤に次いでまともな低マナ域のある色とは思っていたけれど、ここまでとは……。
ゲームは:
1回戦 青緑 ×○○
game 1 《翼作り/Wingcrafter》からテンポよく結魂並べられ、何とかなるかと思いきや《消え去り/Vanishment》で完全に望みが絶たれて死亡。
game 2 《悪魔の顕現/Demonic Rising》でレアゲー勝利。
game 3 《狩られる者の逆襲/Revenge of the Hunted》が奇跡でめくれ、美味しくいただいて勝利。
2回戦 青赤 ○○
game 1 《悪魔の顕現/Demonic Rising》でデモニックビートダウン。
game 2 《悪魔の監督官/Demonic Taskmaster》と《自然の祝福/Blessings of Nature》でデーモンによる過激なビートダウン。
階段が崩れて2勝で決着。
除去コンの使い勝手は……完全に除去に寄せられたわけではないと思うにしても微妙。
一度でも噛み合わないと途端に窮地。
黒の除去は文句なしに強いのですが、クリーチャーの質が低く辛いです。
序盤を耐えられる白か、素のスペックが高い青と組むといい……のかな?検討の余地がありそうです。
黒も緑も飛行が多くなく、組み合わせとしてはイマイチでした。
2回目
初手《収穫の魂/Soul of the Harvest》と、《魂の収穫者/Harvester of Souls》(FOIL)で悶絶。
パック内に《血のやりとり/Barter in Blood》、《人間の脆さ/Human Frailty》があったので、緑の《収穫の魂/Soul of the Harvest》を選んで黒い《魂の収穫者/Harvester of Souls》を流す。
(でも単体だとどちらが強いんでしょうか。色的には緑の方が取ることが多い感じですし、場に出たときにドローできる方が偉い気がしないでもない……?)
その後は《霧鴉/Mist Raven》や《枷霊/Fettergeist》が流れてきて青緑へ。
バウンスや《悪寒/Crippling Chill》を意識して取っていく。
いい感じの青緑にまとまりつつも、3パック目に《天使への願い/Entreat the Angels》。
デッキに完全にフィットしそうな《ウルフィーの報復者/Wolfir Avenger》がいるも、奇跡されたら負けるのでカット……。
間違いだった?
デッキはこんな感じ。
《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler》なども見かけたのですが、《霧鴉/Mist Raven》などの単体で仕事するクリーチャーを優先してしまい、結果結魂が足りなくなってしまいました。高マナ域が多くなってしまったのは残念。
青緑でも結魂を意識して集めて《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot》で勝負するか、単体性能を優先するかでまた変わってきそうです。
卓は
赤白黒 → 青緑(Taku) → 黒緑 → 5色コン → 赤白 → 赤白
勝負は:
round 1 赤白アグロ ○○
game 1 《黄金夜の指揮官/Goldnight Commander》+《屋根職人の反乱/Thatcher Revolt》で一気に12点持って行かれるも、ガッチリ守って《吠え霊/Howlgeist》だけが殴って勝ち。
game 2 相手の土地つまりに《霧鴉/Mist Raven》や《悪寒/Crippling Chill》を連打するだけのお仕事。
ruond 2 5色結魂アグロ ×○○
game 1 《ハンウィアーの槍兵/Hanweir Lancer》と《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler》が結魂し、《処刑者の要塞/Slayers’ Stronghold》で殴りきられる……。
結魂はバウンスしても都合のいいペアを作り直されるだけなのが非常に辛い。
game 2 きわどいゲームながら2体バウンスでテンポが取れ、相手がフラッド気味だったのもあって勝ち。《枷霊/Fettergeist》が《順風/Favorable Winds》で《いかづち/Thunderbolt》圏外になったのが非常に大きかった。
game 3 相手の方色事故。
round 3 赤白アグロ ×○○
game 1 バウンスでテンポを稼いだはずが、《解放の天使/Emancipation Angel》と《大聖堂の聖別者/Cathedral Sanctifier》、《アヴァシンの巻物/Scroll of Avacyn》で計15点ほど稼がれ、勝てた(かもしれない)ゲームをミスと《ケッシグの不満分子/Kessig Malcontents》で落とす。
game 2 1t《翼作り/Wingcrafter》、2t《さまよう狼/Wandering Wolf》で結魂、3t《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage》、4t《枷霊/Fettergeist》結魂で殴り続けて勝利。
game 3 《奉仕へのいざない/Call to Serve》などで高速ビートダウンされたものの、サイドインした《蜘蛛による摂食/Eaten by Spiders》や《霧鴉/Mist Raven》で捌けて《吠え霊/Howlgeist》でフィニッシュ。
一応好調だったけれど、致命的な土地事故などがなかっただけとも。
デッキが全体的にデレてくれたせいが大きいかも。
ピックの段階で早めに色主張が判断できたのも大きかったです。色が合わないと本当に取るものがないあたり、M12を彷彿とさせられます。ついでに一度マウントを取られると跳ね返せないあたりもM12に似てる感じ。かといってレアゲーされる要素、奇跡で吹っ飛ばされる要素も十二分にあるという不思議な印象です。
とりあえず当初の印象よりはだいぶ楽しめそうだな、という感じがしたので、少し希望が持てました。
黒だって一応、卓1に近い形で集められれば戦えそうな感触だったしね。
除去も《破滅の刃/Doom Blade》や《夜の犠牲/Victim of Night》が不在で使い勝手が悪いですが、絶望するほどではない気がしました。
久々のドラフトはやっぱり面白かった。
いつもこうでありたい。
1回目:1p1手目《狩られる者の逆襲/Revenge of the Hunted》から、《ドルイドの使い魔/Druid’s Familiar》2手目で緑へ。
しかしそこから緑が枯れ、《ケッシグの不満分子/Kessig Malcontents》などで赤を見る。
1パック目の最後に《血の芸術家/Blood Artist》、《常夜の影/Evernight Shade》、《骨の粉砕/Bone Splinters》などが流れてきてつまみつつ黒を考える。
結局2パック目に《死の風/Death Wind》などが流れに流れ、ガッチリ黒へ。
除去の弱い環境で除去コンへ行けるのか?と不安になりつつコントロール型へ。
黒緑除去コン
黒 -16
《血の芸術家/Blood Artist》*2
《鬱外科医/Gloom Surgeon》
《常夜の影/Evernight Shade》
《魂獄の悪鬼/Soulcage Fiend》
《悪魔の監督官/Demonic Taskmaster》
《死体の運び屋/Driver of the Dead》*2
《死体の交易商人/Corpse Traders》
《アンデッドの処刑人/Undead Executioner》
《死の風/Death Wind》*3
《骨の粉砕/Bone Splinters》*2
《悪魔の顕現/Demonic Rising》
《墓の入れ替え/Grave Exchange》
緑 -7
《さまよう狼/Wandering Wolf》*2
《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage》
《ドルイドの使い魔/Druid’s Familiar》
《イチイの精/Yew Spirit》
《狩られる者の逆襲/Revenge of the Hunted》
《自然の祝福/Blessings of Nature》
土地 -17
《沼/Swamp》*10
《森/Forest》*7
サイドボード
《自然な最期/Natural End》*2
《アンデッドの処刑人/Undead Executioner》*2
《グールの解体人/Butcher Ghoul》
《火柱/Pillar of Flame》
《稲妻の勇気/Lightning Prowess》
卓の流れは:
白緑t赤 → 黒緑(Taku) → 白緑 → 赤白t黒 → 青緑 → 青赤
安定の白高評価である。
《暁の熾天使/Seraph of Dawn》が大量発生してて酷いことになってた。
もう一つは緑の人気。白、赤に次いでまともな低マナ域のある色とは思っていたけれど、ここまでとは……。
ゲームは:
1回戦 青緑 ×○○
game 1 《翼作り/Wingcrafter》からテンポよく結魂並べられ、何とかなるかと思いきや《消え去り/Vanishment》で完全に望みが絶たれて死亡。
game 2 《悪魔の顕現/Demonic Rising》でレアゲー勝利。
game 3 《狩られる者の逆襲/Revenge of the Hunted》が奇跡でめくれ、美味しくいただいて勝利。
2回戦 青赤 ○○
game 1 《悪魔の顕現/Demonic Rising》でデモニックビートダウン。
game 2 《悪魔の監督官/Demonic Taskmaster》と《自然の祝福/Blessings of Nature》でデーモンによる過激なビートダウン。
階段が崩れて2勝で決着。
除去コンの使い勝手は……完全に除去に寄せられたわけではないと思うにしても微妙。
一度でも噛み合わないと途端に窮地。
黒の除去は文句なしに強いのですが、クリーチャーの質が低く辛いです。
序盤を耐えられる白か、素のスペックが高い青と組むといい……のかな?検討の余地がありそうです。
黒も緑も飛行が多くなく、組み合わせとしてはイマイチでした。
2回目
初手《収穫の魂/Soul of the Harvest》と、《魂の収穫者/Harvester of Souls》(FOIL)で悶絶。
パック内に《血のやりとり/Barter in Blood》、《人間の脆さ/Human Frailty》があったので、緑の《収穫の魂/Soul of the Harvest》を選んで黒い《魂の収穫者/Harvester of Souls》を流す。
(でも単体だとどちらが強いんでしょうか。色的には緑の方が取ることが多い感じですし、場に出たときにドローできる方が偉い気がしないでもない……?)
その後は《霧鴉/Mist Raven》や《枷霊/Fettergeist》が流れてきて青緑へ。
バウンスや《悪寒/Crippling Chill》を意識して取っていく。
いい感じの青緑にまとまりつつも、3パック目に《天使への願い/Entreat the Angels》。
デッキに完全にフィットしそうな《ウルフィーの報復者/Wolfir Avenger》がいるも、奇跡されたら負けるのでカット……。
間違いだった?
デッキはこんな感じ。
青緑重すぎるテンポもつれ樹は最初メインに2枚入れて試してみましたが、結魂5枚くらいではニート……結魂クリーチャーはいても、既に結魂済みでぐぬぬということがよくありました。
青 -13
《翼作り/Wingcrafter》
《枷霊/Fettergeist》*2
《霧鴉/Mist Raven》*3
《エルゴードの盾の仲間/Elgaud Shieldmate》*2
《順風/Favorable Winds》
《悪寒/Crippling Chill》*2
《現実からの剥離/Peel from Reality》
《虚空への突入/Into the Void》
緑 -10
《さまよう狼/Wandering Wolf》*2
《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage》
《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger》
《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot》
《霊の罠師/Geist Trappers》
《吠え霊/Howlgeist》*2
《収穫の魂/Soul of the Harvest》
土地 -17
《島/Island》*9
《森/Forest》*8
サイドボード
《自然な最期/Natural End》
《蜘蛛による摂食/Eaten by Spiders》
《戦墓の随員/Diregraf Escort》
《茨の雨/Rain of Thorns》
《孤独な亡霊/Lone Revenant》
《材料集め/Amass the Components》
《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot》
《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler》なども見かけたのですが、《霧鴉/Mist Raven》などの単体で仕事するクリーチャーを優先してしまい、結果結魂が足りなくなってしまいました。高マナ域が多くなってしまったのは残念。
青緑でも結魂を意識して集めて《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot》で勝負するか、単体性能を優先するかでまた変わってきそうです。
卓は
赤白黒 → 青緑(Taku) → 黒緑 → 5色コン → 赤白 → 赤白
勝負は:
round 1 赤白アグロ ○○
game 1 《黄金夜の指揮官/Goldnight Commander》+《屋根職人の反乱/Thatcher Revolt》で一気に12点持って行かれるも、ガッチリ守って《吠え霊/Howlgeist》だけが殴って勝ち。
game 2 相手の土地つまりに《霧鴉/Mist Raven》や《悪寒/Crippling Chill》を連打するだけのお仕事。
ruond 2 5色結魂アグロ ×○○
game 1 《ハンウィアーの槍兵/Hanweir Lancer》と《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler》が結魂し、《処刑者の要塞/Slayers’ Stronghold》で殴りきられる……。
結魂はバウンスしても都合のいいペアを作り直されるだけなのが非常に辛い。
game 2 きわどいゲームながら2体バウンスでテンポが取れ、相手がフラッド気味だったのもあって勝ち。《枷霊/Fettergeist》が《順風/Favorable Winds》で《いかづち/Thunderbolt》圏外になったのが非常に大きかった。
game 3 相手の方色事故。
round 3 赤白アグロ ×○○
game 1 バウンスでテンポを稼いだはずが、《解放の天使/Emancipation Angel》と《大聖堂の聖別者/Cathedral Sanctifier》、《アヴァシンの巻物/Scroll of Avacyn》で計15点ほど稼がれ、勝てた(かもしれない)ゲームをミスと《ケッシグの不満分子/Kessig Malcontents》で落とす。
game 2 1t《翼作り/Wingcrafter》、2t《さまよう狼/Wandering Wolf》で結魂、3t《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage》、4t《枷霊/Fettergeist》結魂で殴り続けて勝利。
game 3 《奉仕へのいざない/Call to Serve》などで高速ビートダウンされたものの、サイドインした《蜘蛛による摂食/Eaten by Spiders》や《霧鴉/Mist Raven》で捌けて《吠え霊/Howlgeist》でフィニッシュ。
一応好調だったけれど、致命的な土地事故などがなかっただけとも。
デッキが全体的にデレてくれたせいが大きいかも。
ピックの段階で早めに色主張が判断できたのも大きかったです。色が合わないと本当に取るものがないあたり、M12を彷彿とさせられます。ついでに一度マウントを取られると跳ね返せないあたりもM12に似てる感じ。かといってレアゲーされる要素、奇跡で吹っ飛ばされる要素も十二分にあるという不思議な印象です。
とりあえず当初の印象よりはだいぶ楽しめそうだな、という感じがしたので、少し希望が持てました。
黒だって一応、卓1に近い形で集められれば戦えそうな感触だったしね。
除去も《破滅の刃/Doom Blade》や《夜の犠牲/Victim of Night》が不在で使い勝手が悪いですが、絶望するほどではない気がしました。
久々のドラフトはやっぱり面白かった。
いつもこうでありたい。
コメント
さすがはLSVの記事を読みまくってるだけはあるといったところでしょうか。
自分も「この環境のリミテ大丈夫か?」って思ってた人間の一人なんで、何回かやってみて安心しましたねー。
いえいえ、マリガンや土地事故に見舞われることが少なかったせいです。
割と真面目に。
後は協調で生物が確保できたところとかも大きかったかな。
安心はしましたが、イニストラード&闇の隆盛が面白かったせいで物足りないですね。
とはいえ全然遊べるレベルではあった、くらいの発見でした。