【翻訳】アヴァシンの帰還・レビュー　青 part5 (by LSV)

2012年5月13日翻訳コメント (2)

◆　アヴァシンの帰還・レビュー　青
　
　Avacyn Restored Set Review – Blue
　
　Luis Scott-Vargas, 2012年4月27日
　
　http://www.channelfireball.com/articles/avacyn-restored-set-review-blue/
　
　

《知恵比べ/Outwit》
　構築2.0点
　好きだね。お仕置きしなきゃいけないデッキに対して一撃あてた上で、知恵比べに勝ってるなんて実にいいと思わないか。名前が違ったらダメダメだったけど、こいつは素敵な名前だよね。よく使われるカードじゃないと思うけど、覚えておいた方がいいと思う。
　
　リミテッド0.5点
　サイドインする確率は限りなくゼロに近いだろうけど、タダ同然でとれるならとってもいい。使うとすればチームドラフト。みんな効果を知ることになるだろう。賭けてもいいよ。

《現実からの剥離/Peel from Reality》
　構築1.0点
　現実を見れば、構築級では決してない。トップから剥離するカードがこれであってほしいと思うことがあるだろうか？
　
　リミテッド2.5点
　とっても好きなカードだけど、無条件でデッキに入るカードではないね。こちらのクリーチャーを戻して美味しい効果がなくて（主にCiP(ETB)能力再利用だろう）、速度も速くなければ、大した仕事はしてくれない。除去に対しては素晴らしいから、全然入るカードではある。だから少なくともサイドボードからは入れられるだろう。

《腐冠のグール/Rotcrown Ghoul》
　構築1.0点
　使えない、腐ってるカードの中でお前がチャンピオンだ。
　
　リミテッド1.5点
　5マナ3/3自体は決してそこまで悪くない。能力はほとんどのデッキにとって意味がないとしてもね。《戦慄水/Dreadwaters》によるライブラリーアウトデッキが本物なら入れたいと思うかも。他の人は欲しがらないだろう。

《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake》
　構築1.0点
　ドレイクの例に漏れず、こいつも構築においては屑だ。ドレイクで構築級っていたっけか？
　
　リミテッド3.0点
　うっかり地上が止められないハイフライヤーでも、殴りに関しては優秀。守るデッキでも、天使がうようよしてることを考えれば欲しいところだろう。

《当て推量/Second Guess》
　構築2.0点
　可愛らしいけど、《マナ漏出/Mana Leak》がなくなるまでは論外だ。1マナだったらよかったんだけどね。でも研究開発部のことを無暗に当て推量するのはよしとこう。テストしてみて良くなかったんだと思うしね。
　
　リミテッド0.5点
　相手のデッキがわかってでもいない限り、俺はプレイしないよ。サイドボード鉄板だね。そもそも打消しがあまり強くない上に、強い場面が限定されすぎてていかん。呪文を2つ唱えるようなことがあれば、次の機会があるかもわからないから打ち消さなきゃならない。そんなわけで使うのがそもそも難しい上に、選択肢もなくなってしまう。

《幽体の牢獄/Spectral Prison》
　構築1.0点
　《氷の牢獄/Ice Cage》とはかなり違う。こいつはアンタップを阻害するだけだし、呪文がないと壊せない。能力ではダメ。共通してるのは、どちらも構築級には程遠いってことかな。
　
　リミテッド2.5点
　アンタップを止めるのは、一度殴られてしまうにしても中々の強さ。呪文でないと壊せない《氷の牢獄/Ice Cage》は悪くない。壊すのにカード1枚は使わせたことになるからね。とっても強いとまではいかずとも、普通に使えるな。

《魂運び/Spirit Away》
　構築1.0点
　俺くらい《決断の手綱/Volition Reins》が好きな人もいないと思うんだが、そんな俺でもこいつはノーサンキューだ。重すぎるしプレインズウォーカーに触れないというので交渉決裂。奥義に届いたプレインズウォーカーを奪うのが最高だったのに、それもできないんじゃとてもとても。
　
　リミテッド4.5点
　きっと環境がやばいぐらいに超速いとでも言われない限り、俺は見たら毎回即座に取っちゃう。相手の天使を奪ってドラゴン並みにするだけでなく、何を奪っても同じことが起きるというのは凄い。それに自分のクリーチャーにつけて強くすることだってできる。まあ俺に限って、取れたはずのアドを投げ捨てるような恥ずかしい使い方をすることは絶対ないけど。これが環境中最強の一枚でなかったなら、ちょっと残念だなぁ。