【翻訳】アヴァシンの帰還・レビュー 黒 part6 (by LSV)
2012年5月23日 翻訳 コメント (4)◆ アヴァシンの帰還・レビュー 黒
Avacyn Restored Set Review 窶・Black
Luis Scott-Vargas, 2012年4月29日
http://www.channelfireball.com/articles/avacyn-restored-set-review-black/
黒のコモントップ5
5.《アンデッドの処刑人/Undead Executioner》
4.《腐肉化/Ghoulflesh》
3.《照明灯の霊/Searchlight Geist》
2.《墓の入れ替え/Grave Exchange》
1.《死の風/Death Wind》
コモンとしてわくわくする強さのカードじゃない。《死の風/Death Wind》以外は、どれも初手どころか3手目だって喜んでとりたいと思えるものじゃないね。《墓の入れ替え/Grave Exchange》は次点だけど、それ以外は他セットにあったら中堅どころじゃないだろうか。トップ5を見るにつけ、このセットは除去が少ない上に限定的で、さらにそれを埋め合わせるような優良クリーチャーも黒にはいないってことがよくわかるね。
黒の構築カードトップ5
5.《灰口の悪魔王/Demonlord of Ashmouth》
4.《闇の詐称者/Dark Impostor》
3.《悪魔の顕現/Demonic Rising》
2.《血のやりとり/Barter in Blood》
1.《グリセルブランド/Griselbrand》
《グリセルブランド/Griselbrand》と《血のやりとり/Barter in Blood》のどちらが1位かは議論になりそうだけど、《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》がローテーション落ちしたら血のやり取りが1位になるだろう。でも《グリセルブランド/Griselbrand》は格好いいよね。トップ2より下は、層が薄くて選ぶのが簡単だ。《悪魔の顕現/Demonic Rising》のカードパワーは気に入ったし、強いカードにもなり得るんじゃないかと思ってる。《闇の詐称者/Dark Impostor》に《灰口の悪魔王/Demonlord of Ashmouth》は一歩譲るか。黒がそこまで隆盛してないのは、主にコモンの優良除去呪文が手に入らなかったことで、普通黒には1枚くらい構築クラスの除去が入るものなんだけどね。
次は赤だ!
LSV
Avacyn Restored Set Review 窶・Black
Luis Scott-Vargas, 2012年4月29日
http://www.channelfireball.com/articles/avacyn-restored-set-review-black/
《反逆の悪魔/Renegade Demon》
構築1.0点
構築の5マナ域で5/3ならもう間に合ってるよ。
リミテッド2.5点
認めたくないが《グールの大群/Mass of Ghouls》がデッキに入ることは多かった。基本セット以外でそんな事態にはならないといいんだが、でも目にするだろうね。
《照明灯の霊/Searchlight Geist》
構築1.0点
そうかそうか。頑張って照らせよ。
リミテッド3.0点
《月明かりの霊/Moonlight Geist》について言ったことが全てあてはまる。3マナ2/1飛行は強いし、能力はおまけだけど安定して元を取ってくれるだろう。こいつは止めるんじゃなくて交換を迫るし、コンバットトリックを撃たれても大体交換はできるってところも共通してるね。
《魂獄の悪鬼/Soulcage Fiend》
構築1.0点
こいつはまるで《苛立たしい小悪魔/Vexing Devil》の反対みたいじゃないか!何と苛立たしい小悪魔の両方の能力がついてくるのです!!残念ながらマナコストとパワー/タフネスまで入れ替わってしまったから、どちら側も面白味がなくなってしまったけれど。この能力が2マナ2/1で、中でもゾンビについてたら入ってたかもしれないんだけどね。
リミテッド2.5点
殴っていくならこいつはうってつけ。殴らないデッキなら、まあ痛いとしても3マナ圏が必要なことあるよな。
《奈落に住まう騙し屋/Treacherous Pit-Dweller》
構築2.0点
騙してくる上に奈落から復活するこいつに、まさにふさわしい名前がついてる。しかも面白いカードじゃないか。こいつをすんなり墓地に送れないようなデッキに対してサイドインする使い方ができないか、考えが止まらないよ。でも上手くいかなかったときがマジで酷いから、リスクが高すぎるかもしれないな。
リミテッド0.5点
メインデッキには絶対に入れない。入れるとすれば唯一、確実に相手が直接除去をもってなくて、それにこいつと殴り合いになるクリーチャーもいないような場合だけだ。それでも絶対にサイドから入れない方が、間違いが起きなくて安全だろうけどね。
《残虐の勝利/Triumph of Cruelty》
構築1.0点
《精神錯乱/Mind Twist》、もっと言えば《Hymn to Tourach》があった頃から、ずいぶん遠くへ来たものだ。
リミテッド2.5点
常に一番大きいクリーチャーをコントロールしてるか自信はないし、もししててもすぐに見返りがもらえるわけじゃない。とはいえこれが輝くマッチもあるだろう。相手のクリーチャーをよく把握していて、遅いデッキでディスカードが痛いデッキだとか。そういうときにサイドから入れよう。
《アンデッドの処刑人/Undead Executioner》
構築1.0点
裁判官、陪審員、そして処刑人として判決を言い渡す。こいつは酷いクリーチャーであるという罪を犯したので、ストレージに無期懲役の刑に処します。
リミテッド3.0点
こいつで1:2交換が取れないのなら、もうちょっと頑張りましょう。4/4と相討ちになることもあるだろうけれど、どちらにしても旨い交換になるよ。
《不浄の契約/Unhallowed Pact》
構築1.0点
これさえ使えば誰でも死をまやかしにできます!でも構築でみることはないだろうな。
リミテッド1.5点
自分のクリーチャーを守ることもできて、相手のを奪える可能性もあると、用途はいくつかあるね。こちらが除去満載のデッキか、相手が除去だらけでもない限り、あんまり入れたくはない。除去が濃ければ中々のカードだろうな。
黒のコモントップ5
5.《アンデッドの処刑人/Undead Executioner》
4.《腐肉化/Ghoulflesh》
3.《照明灯の霊/Searchlight Geist》
2.《墓の入れ替え/Grave Exchange》
1.《死の風/Death Wind》
コモンとしてわくわくする強さのカードじゃない。《死の風/Death Wind》以外は、どれも初手どころか3手目だって喜んでとりたいと思えるものじゃないね。《墓の入れ替え/Grave Exchange》は次点だけど、それ以外は他セットにあったら中堅どころじゃないだろうか。トップ5を見るにつけ、このセットは除去が少ない上に限定的で、さらにそれを埋め合わせるような優良クリーチャーも黒にはいないってことがよくわかるね。
黒の構築カードトップ5
5.《灰口の悪魔王/Demonlord of Ashmouth》
4.《闇の詐称者/Dark Impostor》
3.《悪魔の顕現/Demonic Rising》
2.《血のやりとり/Barter in Blood》
1.《グリセルブランド/Griselbrand》
《グリセルブランド/Griselbrand》と《血のやりとり/Barter in Blood》のどちらが1位かは議論になりそうだけど、《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》がローテーション落ちしたら血のやり取りが1位になるだろう。でも《グリセルブランド/Griselbrand》は格好いいよね。トップ2より下は、層が薄くて選ぶのが簡単だ。《悪魔の顕現/Demonic Rising》のカードパワーは気に入ったし、強いカードにもなり得るんじゃないかと思ってる。《闇の詐称者/Dark Impostor》に《灰口の悪魔王/Demonlord of Ashmouth》は一歩譲るか。黒がそこまで隆盛してないのは、主にコモンの優良除去呪文が手に入らなかったことで、普通黒には1枚くらい構築クラスの除去が入るものなんだけどね。
次は赤だ!
LSV
コメント
さすがのLSVも《魂獄の悪鬼》と《殺戮の波》を使ったデッキが一瞬輝くのは予見できなかったか……。
ひ>
お大事にどうぞ。健康第一です。
ありがとうございます。おかげさまで折り返し……さてここから順調に進められるかがカギだ。
環境初期はアグロが流行るとはいえ、読めなかったですね。こういう工夫ができるときの構築は好きです。
既に結構グロッキーですが頑張ります。
ビタミンCききますよね!
飲み物に混ぜて愛飲してます。
今回は朝起きたら喉に異変があったので気づけませんでした……。