◆ 基本セット2013・レビュー 黒
Magic 2013 Set Review – Black
Luis Scott-Vargas, 2012年7月9日
http://www.channelfireball.com/articles/magic-2013-set-review-black/
Magic 2013 Set Review – Black
Luis Scott-Vargas, 2012年7月9日
http://www.channelfireball.com/articles/magic-2013-set-review-black/
《任務に縛られた死者/Duty-Bound Dead》
構築1.0点
構築でのこいつはまさに死者。そう伝える任務に俺は縛られてるんだ。
リミテッド1.5点
賛美さえついていればあらゆるクリーチャーに見るべき価値があるよ。こいつみたいにお肉の少ないクリーチャーでもね。再生するのに4マナというのは、かなり後半になってからでもないとジリ貧で難しい注文だ。コントロールデッキでは使わないだろうけれど、ビートダウンデッキでは使いたいカードだと思うよ。
《港の無法者/Harbor Bandit》
構築1.0点
《密林の猿人/Kird Ape》強すぎ修正されたね。
リミテッド3.5点
この評価は青黒で使うことを念頭に置いてだけど、サイクルの他と違って3マナ2/2はそこまで強いわけじゃない。それでも勝ち手段が欲しければ（あと土地基盤がサポートできれば）土地の枠を数枚割くだけの価値があるよ。
《悪名の騎士/Knight of Infamy》
構築2.0点
驚くなかれ、黒と白とでは点数が違うのさ。今のスタンは白いクリーチャーで溢れてるけど、《刃の接合者/Blade Splicer》とトークンがいるから話は少しややこしい。それにゾンビがデッキとして人気なことを考えると、強い騎士を出すには平地の方がいいんじゃないかな。カードパワーはどちらも同じくらいだよ。
リミテッド3.5点
黒には賛美持ちクリーチャーがたくさんいるけど、こいつはかなり強い部類だ。気をつけろ！《栄光の騎士/Knight of Glory》と同じく、プロテクションが関係なくても十分な強さだし、プロテクションが刺さる相手に対してはぶっ壊れの強さだ。
《闇の領域のリリアナ/Liliana of the Dark Realms》
構築2.0点
プレインズウォーカーのレビューで構築向きじゃないとは書きたくないんだけど、彼女はちょっとね。魅力的ではあるんだ。もし2番目の能力を起動しても忠誠値が1残りさえすれば、大したものだったんだけどね。でも出してすぐクリーチャーを除去できないのは辛い。リリアナをプレイして、沼をサーチして、なぜか相手はリリアナをガンスルーしてくれれば、相手のクリーチャーを1体除去できるかもしれない？すべてがちょっとばかり噛み合ってないみたいだぜ。それが評価にそのまま直結してる。プレインズウォーカーは点数をつけづらいことで悪名高いから、リリアナの能力3つを全部欲しいと思うようなデッキが現れたら、もしかするかもしれない。微粒子レベルではあるけどさ。
リミテッド3.5点
リミテッドでプレインズウォーカーの強さは健在。強い部類ではないにせよ（むしろ強さとは正反対だけど）、除去でもあるしアドも取れる可能性がある。4マナのおまけつき除去と思えば、落胆することもないさ。
《リリアナの影/Liliana’s Shade》
構築2.0点
飼い主のリリアナにとてもよく似てる。なんということでしょう。攻撃を受け止めるプレインズウォーカーの代わりに、シェイドがついてくるっと。黒単が隆盛するには足りないが、アドの取れるクリーチャーは好きだよ。少なくとも手札は減らない。
リミテッド3.0点
自分自身で燃料を補給するのはいいね。リミテッドで活躍するには十分な仕事だ。ゲームのいつだろうと出せれば少なくとも4/4になれるし、カードを1枚引いた計算にもなる。それ以上でもそれ以下でもない。
《吸血鬼の印/Mark of the Vampire》
構築2.0点
仰天することに、構築ではノーチャンと言い捨ててすぐ次へ行けなかった。《アルマジロの外套/Armadillo Cloak》と違ってトランプルはつかないが、バーンデッキに対してのライフ回復手段としてサイドボードに入れるなら、考慮には入ってくる（《平和の徘徊者/Peace Strider》なんて覚えているかい？）黒の大きいところを使うデッキなら、こいつをつけてぶん殴るのとてまったく論外とは言い切れまい。
リミテッド3.0点
こいつがついたらダメージレースはできない。しかも戦闘で討ち取るのは困難になるから、除去か何か欲しくなるね。本質的にアドバンテージを失うことが織り込まれてるとはいえ、リミテッドでやれるだけの力がある中々のカードだ。
《殺害/Murder》
構築2.5点
除去に3マナも使うのには慣れてないんだ。少なくとも単体除去に3マナも使うのはね。このカードは綺麗だけど効率は悪い。少なくとも《破滅の刃/Doom Blade》と《喉首狙い/Go for the Throat》が選択肢にある限りは、2つのどちらかが《殺害/Murder》より弱いなんてメタゲームには滅多なことでなったりしないだろう。2枚がスタンダード落ちしたら、《殺害/Murder》も候補に入ってくる。今だって使えないことはないけれど、《破滅の刃/Doom Blade》を入れ終わった後に1，2枚ってところだろう。
リミテッド3.5点
これ以上のものはない。綺麗なカードだから説明も最小限にしよう。
《もぎとり/Mutilate》
構築2.5点
これはきたのか？黒単コントロールが再び返り咲くのか？もぎ取りを得たことで一歩黒単が進んだのは間違いない。《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith》と《審判の日/Day of Judgment》が落ちたら面白いね。《もぎとり/Mutilate》が全体除去の王様に慣れるかもしれない（ラヴニカへの回帰でスゴいものが出ない前提だけど）。《闇滑りの岸/Darkslick Shores》や《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel》（とそのサイクル）を抜かなければ上手く使えないから、今のところ単色以外のデッキでは使えない。だから使われるとすれば黒単で、そうでなければ日の目を見ないだろう。
黒単コントロールは何はなくとも《もぎとり/Mutilate》が必要だけど、他にも欲しいものはいっぱいあるよ。だからもぎ取りさえあれば全部解決するかはわからない。依然とても強力なカードではあるし、黒単コントロールが帰ってくる兆しになるとしたらプレイヤーは沸くだろうな。《殺害/Murder》と同じく、（予想では）ショックランドが帰ってくるのと、ローテーションもあるからラヴニカへの回帰待ちだね。
リミテッド3.5点
《審判の日/Day of Judgment》なんかより、もぎ取りでできることの方がずっと好きだ。相手のヤバいところを毎回全部除去できるとは限らないけど、どのくらいの修正にするか選べるのは大きい。2色のデッキを使う前提だけど、黒が濃いデッキでも、理想的にはこちらの強いクリーチャーが生き残って敵が全滅するように沼の数を持っていきたい。うまくすれば《神の怒り/Wrath of God》じゃなく《疫病風/Plague Wind》になるぞ。
コメント
ご無理されませんように。
でも、東方医学：漢方が好き（・・）
暑すぎる東京で過ごすというだけで無理をしてますなんて。
東洋医学のが治療としてはポテンシャルあると思うんですが、対症療法の点ではやはり、西洋医学に一日の長があるように思います。
両方使えばいいね！
> ひまじんさん、ネクろすすＥＤさん、赤レンだお(^q^)さん
どうもどうも。労わっていただいてありがとうございます。
でもおかげさまで何とか更新できてます。