◆ 基本セット2013・レビュー 赤
Magic 2013 Set Review – Red
Luis Scott-Vargas, 2012年7月11日
http://www.channelfireball.com/articles/magic-2013-set-review-red/
Magic 2013 Set Review – Red
Luis Scott-Vargas, 2012年7月11日
http://www.channelfireball.com/articles/magic-2013-set-review-red/
構築
5.0点:フォーマットをまたいでの大活躍。価格も大高騰間違いなし
《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4.0点:環境定番のカード。
《マナ漏出/Mana Leak》、《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt》
3.5点:色々なデッキで使えて強いけど、必須とまではいかない。
《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》、《原始のタイタン/Primeval Titan》、《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》
3.0点:アーキタイプが合えば必ず入る。
《はらわた撃ち/Gut Shot》、《鍛えられた鋼/Tempered Steel》
2.5点:定番として使われるデッキもあるけど、必須ではない。
《熟慮/Think Twice》《死の支配の呪い/Curse of Death’s Hold》
2.0点:隙間を埋めてくれるカード。サイドボード要因や、強いけどまだ居場所のないカード。
《天界の粛清/Celestial Purge》(結構2.0点がつくカードは多いけど、2.0点がついたら説明が重要だって考えてくれ)
1.0点:使われることもあるかもしれない。
《空虚自身/One with Nothing》(これすらハウリング・オウル相手に使われたことがある。あまり意味がない気もするけれど)
リミテッド
5.0点:何があろうとも使う。それだけ。
4.5点:他に何が取れてようとも間違いなく使うレベル。
4.0点:それだけのために色を使う価値がある。
3.5点:見たらその色に行こうと思う。
3.0点:その色が使いたくなる。色が合うなら100%使う。
2.5点:このレベルのカードが何枚も取れたら色は確定。色が合うならほぼ間違いなく使う。
2.0点:色が合うなら大体使う。70%くらいの確率で使う。
1.5点:メインには半々くらいの確率でしか入らない。50%で使うかも。
1.0点:これを使うようじゃ酷いデッキだと思わざるを得ない。30%くらい。
0.5点:サイドボードとして使うことを考えなくもない。でも絶対にメインに入れない。10%くらいの可能性で使う。
0点:メインだろうとサイドだろうと、絶対に使わない。
いつも通りの注意だけど、点数だけじゃなくてコメントも読んでくれよな。同じ点数のカードでも、どうしてその評価になったかが全然違ったりするからさ。じゃ、楽しんでくれ!
《武器商人/Arms Dealer》
構築1.0点
3マナ1/1は全然お買い得じゃない。ゴブリンを撃ちだす武器を売ってくれるにしても割に合ってない。
リミテッド3.0点
単体でも悪いカードじゃない。5マナを分割しても払えるし、相手のそれなりにサイズのあるクリーチャーをブロックした上で他のクリーチャーを撃ち落したりもできる。ゴブリンが他に2体くらい入っててエンジンが完成すれば、こちらの10手目のカードで、相手の1手目にピックしたカードを討ち取るなんて芸当も可能だ。
《刃牙の猪/Bladetusk Boar》
構築1.0点
範馬の名にふさわしくもっと身体を鍛えてほしいッッ!!
リミテッド3.0点
対戦相手に牙を剥く。殴られる側は早急な対処を求められるだろう。ほとんどの場合ブロック不能だろうからタフネス2はそう問題でもない。でもたいていのコモン除去で死んでしまうのは4マナ域としては困ってしまう。
《チャンドラの憤怒/Chandra’s Fury》
構築1.0点
構築で使われることはなさそうなんだけど、誰か俺の代わりにチャンドラさんに伝えてくれない?彼女、憤怒するとこういうことしちゃうらしいんで。
リミテッド2.0点
2種類のことを同時にこなしてくれるけど、どんなデッキにも入るわけじゃないだろう。相手のクリーチャーに1点ずつ当てるのは、受け身のデッキでも欲しいところだけれど、4点ダメージはデッキによってばらつきがある感じだ。デッキに《溶岩の斧/Lava Axe》の方の効果が必要なければ、タフネス1が並ぶ相手以外のマッチでサイドアウトするのを躊躇わないことだ。
《大鉈暴動/Cleaver Riot》
構築1.0点
nice boat。
リミテッド3.5点
超絶劣化《踏み荒らし/Overrun》だろうと、踏み荒らしは踏み荒らしだ。個人的には代わりに入ったこいつは結構気に入ったよ。マーシャル(Brian David-Marshall)は悲しがるだろうけど、Limited Resourcesのポッドキャストで《踏み荒らし/Overrun》されないのに文句を言うだろうね。代わりに大量のダメージをぶち込めるこれでイカれちまうだろうな。《踏み荒らし/Overrun》と比べて、2段攻撃付与を活かすにはパワーの高いクリーチャーが必要だからもう少し使うために工夫が要るけど、それがあるおかげで多少フェアに仕上がってる。全力でブロックしながらも生き延びられる《踏み荒らし/Overrun》は好きだね。多分そのまま負けるにしても、巻き返せる可能性が残るのはいいね。
《火口化/Craterize》
構築1.0点
構築で使われるチャンスは破砕されました。
リミテッド0.5点
サイドインする可能性なんてあるかどうか疑問だが、5色で色安定要素がないデッキを相手にしたら、やってやるぜ。
《真紅の汚水這い/Crimson Muckwader》
構築2.0点
中々前のめりなコストでよろしい。2マナ3/2で(重いにしても)再生がついてるのは笑い話じゃない。ショックランドが帰ってくれば条件を達成するのは難しくないしね。ショックランドが再録するまでは、どうすれば安定して強くなれるかちょっとわからない。安定して常に強くないと入れる候補にはならないからね。
リミテッド3.5点
ちょっと頼りない《Sedge Troll》じゃないか。奴はアルファ3つのドラフトだと爆弾レアだったんだぜ。ヴィンテージでの使用実績すらあるんだ。進めないけどね。基本サイズだけで中堅どころとして使用可能だから、赤黒にこだわらず使っていい。
《ドラゴンの雛/Dragon Hatchling》
構築1.0点
孵化計画する前に、2マナ0/1ということをよく見るように。1ターン使って4点5点叩き込みたいわけじゃないだろう。
リミテッド1.5点
2マナというのにダマされがち。能力は山の数だけ《火の玉/Fireball》できる強力なものだけれど、5ターン目とか6ターン目まではパンプできなさそう。何枚も入れたいカードじゃないし、山を最低10枚は入れたい。でも一考はするよ。
《熱情/Fervor》
構築1.0点
《ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya》はお気に入りじゃないけれど、こいつよりはずっと使えた。3マナで全軍に速攻を与えるよりも、最初から速攻のついてる強いクリーチャーを走らせればいいんじゃない(最近はいっぱいいるしね)。
リミテッド1.0点
構築みたいに最初から速攻クリーチャーを入れるという選択肢はないかもしれないけど、それでもカード1枚使うだけの効果ではない。素晴らしいクリーチャーがいるなら、最初からもう1枚クリーチャーを入れるか強い呪文を入れたほうが、1ターン早く殴れるよりもいい。
コメント
あいつがバキだってこと初めて気付きましたw
確かにその動きは脳汁が出ますね!
色拘束とスロットの問題がつきまといそうですが、是非挑戦してみたい動きです。
> YMSさん
どうもどうも。YMSさんのようなオリジナル記事ではありませんが、工夫してみていますので楽しんでもらえていると嬉しいです。
刃牙は英語のダジャレが分かりやすく面白かったので、何とか面白さを前面に出せないかと思って思いついたのがこれでした。