【翻訳】ラヴニカへの回帰・レビュー 白 part2 (by LSV)
2012年9月27日 翻訳 コメント (4)◆ ラヴニカへの回帰・レビュー 白
Return to Ravnica Set Review – White
Luis Scott-Vargas, 2012年9月25日
http://www.channelfireball.com/articles/return-to-ravnica-set-review-white/
Return to Ravnica Set Review – White
Luis Scott-Vargas, 2012年9月25日
http://www.channelfireball.com/articles/return-to-ravnica-set-review-white/
《天上の鎧/Ethereal Armor》
構築1.0点
+5される鎧が出るまでは、試すまでもない。最初から+1されるんだって知ったことか。
リミテッド1.0点
留置クリーチャーに囲まれてて、いつもの除去もあって、修正値も小さい。これで得られるものがあるなんておとぎ話。今回ラヴニカでこいつが十分使用に耐えるなんてことがあれば、がっかりするだろうな。
《天空の目/Eyes in the Skies》
構築2.0点
居住するって書いてあるカードには目を光らせるようにしてるんだ。どれも明らかに盤面に依存するけれど、素敵なのと組み合わせられたらトークン軍団が作れるぞ。こいつは先陣を切るわけじゃないが、確実に居住ができるとうい点で、検討に値するよ。
リミテッド3.0点
単に1/1飛行が2体出るだけでも使用に耐える。適正なデッキで使えばもっと凄いことができる。トークンを重点的に取らないなら流してもいいが、ドラフトの序盤でこれを上手く使えるようなカードがたくさん取れたら、かなり優先して取るべきだ。
《剣術の名手/Fencing Ace》
構築2.0点
実際《ボロスの速太刀/Boros Swiftblade》は過去2回ほど連続でGPを制したし、エクステンデッドでも通用した。《アラーラの力/Might of Alara》がないのは問題だけど、《怨恨/Rancor》や《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart》で夢はまだ潰えていない。
リミテッド2.0点
たいていのデッキでは、先制攻撃的に1点当てれるから2マナ2/1よりちょっといいというくらいだろう。だが活用持ちや装備、強化呪文なんかを入れてやれば、面白くもなってくるというもの。最悪の場合でも中々のクリーチャーなんだから、ドラフトで遅くまで流れるカードだとは思わないな。
《叫び回る亡霊/Keening Apparition》
構築2.0点
《古の法の神/Kami of Ancient Law》の再来だが、《テューンの戦僧/War Priest of Thune》との激しい競争に晒されるだろう。テューンのように直接のカードアドバンテージはもたらさないものの、エンチャントが出されるかもと思ってくよくよ抱えておくより、2ターン目に出せるという方が食指が動くかも。2マナ圏を展開したければ、展開しよう。小さなアドバンテージのためにのんびりしたりしないことだ。
リミテッド2.0点
環境の速さ次第で、こいつは(それに他の2マナクリーチャーも)ずっと評価が高くなる可能性もある。能力はそんなに凄いものじゃないが、2マナ2/2で十分幸せなら、なんであれ能力がついてればちょっとしたおまけだな。
《騎士の勇気/Knightly Valor》
構築1.0点
勇気とは言うが、こういうカードからは逃げるが勝ちってね。
リミテッド2.0点
実際この効果は気に入った。2尽くしのカードに5マナは重く感じられるが、合計パワーもタフネスも4で、しかも警戒付きだ。ふつう3/3と2/2の2体より5/5が1体いる方がいいものだ。特に、サイズがあるのに警戒がつくとでかいとくればね。使って不満なことはないだろうな。
相手の除去と合わないときはサイドアウトされるだろう。安全になるまで待ってから使いたいかもしれないが、相手が除去を持っていたとしてもそこまで再起不能になることはないはずだよ。
《戒厳令/Martial Law》
構築3.0点
マーシャル・ロウとか鉄拳かよ。ってのはさておき、こいつは構築でもやってくれそうだ。毎ターンクリーチャーにお休みいただけるのはとても素晴らしい。効果が出るまで1ターン待たなきゃならないけれど、代わりに都合良いように留置先を変えられる。
全体除去を撃つ前のお膳立てに最適だ。続く全除去が打ち消されなければもっといいな(《至高の評決/Supreme Verdict》)。プレインズウォーカーとの相性も良好。相手にしてみたらとてもイライラすること請け合い。
これを2枚並べられたら、ちょっと進撃しようとするだけでクリーチャーを3体も出さなきゃならない。そこを《終末/Terminus》やら《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage》やらで何度も何度も潰されるんだ。それにこれは、ゾンビ各種や《スラーグ牙/Thragtusk》への回答としても優秀。旧来の除去と違って、実際に除去するわけじゃないからね。
リミテッド4.0点
間違った使い方なんてできっこない。相手の一番強いクリーチャーを永続的に無力化する上に、そこそこ軽く、しかも除去しづらいとしか思えない。唯一の欠点といえば、トップから引いた時に最高の一枚にはならないってことだけど、そのターンに死にでもしない限り、相手をしっかり取り締まってくれるよ。
《幽霊の将軍/Phantom General》
構築1.0点
合衆国政府に言わせると、こいつはモグリだとかなんとか。
リミテッド1.5点
トークンに寄せたデッキなら、この効果はかなり大きいかもしれない。でもこいつが欲しくなるデッキは多くなさそう。欲しいときでも、多分一周するよ。
《管区の隊長/Precinct Captain》
構築2.5点
殴りにいけるスペックがあって、2点通るとご褒美まであるのは2マナとしては悪いはずがない。こいつの何がいいって、他のクリーチャーデッキが最初の数ターンに出してくるクリーチャーに勝てるところだ。おかげで通って何が起きるにしても、上手な攻撃が可能になっている。トークンを利用するなら素晴らしい。トークンを使わなくても十分だよ。
リミテッド3.5点
爆弾レアでもなんでもないかもしれないが、何ら弱いカードではない。序盤に引ければ最初の数ターンを支配してくれるだろう。他に圧倒される前に、4点殴ってトークンを2体出せれば素晴らしい。後半に引いても何かしら仕事はするよ。
コメント
点数はどっちも低めですが勇気はアドを失いにくいところが好みなんでしょうね
鎧も攻め続けるデッキが生きられるなら先制があるので1チャンスと思うんですが
プレリは今回力が入っているだけあって、特別盛況なようですね。同じく難民の自分^^
実際、オーラとしてはどちらもかなり優秀な部類ではないでしょうか。
確定除去の少なかったイニストラードで旅の準備が猛威を振るったように、今回も白入りのテンポデッキが組めればかなりチャンスありそうですね。ピックも安そうですし。
> お子様ランチさん
どうもどうも。最近放送頑張っててこちらも嬉しいです!
個人的には今回のプレリ方式に少し違和感がありますが、マジック人口が増えるのはいいことですね。
二人とも難民乙^^