【翻訳】ラヴニカへの回帰・レビュー アゾリウス(青白) part3 (by LSV)
2012年10月11日 翻訳 コメント (4)◆ ラヴニカへの回帰・レビュー アゾリウス(青白)
Return to Ravnica Set Review – Azorius
Luis Scott-Vargas, 2012年9月26日
http://www.channelfireball.com/articles/return-to-ravnica-set-review-azorius/
マルチカラー・混成カード、特にマルチカラーのカードはとても強力だ。単色のカードよりも色シンボルを要求するものの、その色の組み合わせをピックできるとそこそこ確信できたら、大体良い選択になるだろう。
アゾリウスは構築でかなり押されてるね。《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》と《至高の評決/Supreme Verdict》があれば、青白コントロールデッキはかなりやる気がでるんじゃないだろうか。《拘留の宝球/Detention Sphere》も入ったのは嬉しい。3枚合わせてみると、ラヴニカへの回帰で加わったカードの質的にはアゾリウスが一番になるかも。
次は青をやっていくよ。そのあとでイゼットだ!
LSV
Return to Ravnica Set Review – Azorius
Luis Scott-Vargas, 2012年9月26日
http://www.channelfireball.com/articles/return-to-ravnica-set-review-azorius/
《アゾールの雄弁家/Azor’s Elocutors》
構築1.0点
まずもって牛歩カウンターというやつを賞賛したい。モノになる日が来るとは思わないけど、好みだと認めよう。そうはいっても、このカードを使って勝つのはあまり現実的とは言えない。こちらにダメージも与えられないしクリーチャーも除去できないというような状況に対戦相手を追い込んだなら、適当な3/3《丘巨人/Hill Giant》あたりで勝てるんじゃないの。こいつは除去もできなければ殴ってくることもない、ロック系のデッキに対する奇抜なサイドボード要因になるかもしれないけど、ちょっとばかりこじつけな感がしないでもない。
リミテッド3.0点
実際できるカードだよ。何も起きないように気を付けて勝つってプランが大好きだ。まあこいつがなくても俺の基本的なゲームプランはそういうのだからさ。本当に嬉しいのは、5マナ3/5がそのサイズだけで使用に耐えるってこと。イニストラードでだって、修平(中村修平)は《スレイベンの純血種/Thraben Purebloods》を拾うたび仲良くしてたんだからさ。こいつはイヌよりだいぶ強いしね。
《審判官の使い魔/Judge’s Familiar》
構築2.5点
《呪い捕らえ/Cursecatcher》の完全上位互換に見えるけれど、ローウィンくらいからやってる古参プレイヤーがそうではないと教えてくれるだろう。呪い捕えは数少ない、クリーチャー・タイプが重要なクリーチャーの一つだからね。呪い捕えが構築で採用されるときはほとんど部族が理由さ。それでも、強いカードを使いまくりたいなら、能力付きの1/1飛行が目に飛び込んでくる。青か白のテンポデッキが作れれば、こいつは一考に値するし、下の環境でも少なくともこいつを試してみるデッキが出てきても別段驚いたりしないな。
リミテッド1.5点
大抵のデッキではお勧めできない。1/1飛行が単体では大したことないだけでなく、能力もリミテッドではそこまで強くないからだ。対戦相手は普通代わりにクリーチャーをプレイしてくるし、最悪でも相手は重要な呪文を通すまで数ターン待てばいいだけさ。飛行に活用でカウンターを乗せるといういつもの奴はできるけど、もとが1/1のこいつじゃそうそう起こるまいよ。
《臣下の魂/Vassal Soul》
構築1.0点
魂だけじゃ戦えない。2マナだったとしても、《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter》も構築に現れなくなって久しい。しかも3マナなんて、混成なことを考えても2マナより50%も余計に重たいじゃないか。
リミテッド3.0点
おお、混成カード。基本的に白白1、青白1、青青1のどれと比べても弱いんだな。だが青でも白でも3マナで使える柔軟性があるから、青白のデッキはいつでも喜んで使うだろうね。
マルチカラー・混成カード、特にマルチカラーのカードはとても強力だ。単色のカードよりも色シンボルを要求するものの、その色の組み合わせをピックできるとそこそこ確信できたら、大体良い選択になるだろう。
アゾリウスは構築でかなり押されてるね。《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》と《至高の評決/Supreme Verdict》があれば、青白コントロールデッキはかなりやる気がでるんじゃないだろうか。《拘留の宝球/Detention Sphere》も入ったのは嬉しい。3枚合わせてみると、ラヴニカへの回帰で加わったカードの質的にはアゾリウスが一番になるかも。
次は青をやっていくよ。そのあとでイゼットだ!
LSV
コメント
《アゾールの雄弁家/Azor’s Elocutors(RTR)》の項でまたも中村修平が《スレイベンの純血種/Thraben Purebloods(ISD)》を好んでいた事が述べられていますね。
《戦慄の奴隷商人/Dread Slaver(AVR)》の時もそうだった気が。LSVの中ではよほど印象に残るトピックスなんでしょうか。
どうもありがとうございます。
純血種は十分使えますし、3/5というサイズが地味に偉かったりするときもありましたが、やはり基本的にはデッキに入れたくないカード。他の人より優先して使っていたりしたんでしょうか。
チャネル勢であの人はこれ!というキャラ付けてきな内輪ネタでもあるのかも。
LSVなら《予言/Divination》、コンリーなら《酸のスライム/Acidic Slime》とか。
ホノルルでの合宿中にカードが足りてないからしょうがなく純血種を2枚入れた上、
赤をタッチしてもまだスペルが22枚しかないクソデッキで3-0してしまった事からですね
なんという僥倖!まさかご本人から回答をいただけるとは。
長年の疑問が氷解しました。ありがとうございます。
そしてなんという内輪ネタwww合宿中の出来事だとしたら、全くわかりませんね。しかし折に触れてLSVが触れるので、既にもうパブリックなネタになっている気もします。
コメントありがとうございました。