【翻訳】ラヴニカへの回帰・レビュー 青 part4 (by LSV)
2012年10月18日 翻訳 コメント (4)◆ ラヴニカへの回帰・レビュー 青
Return to Ravnica Set Review – Blue
Luis Scott-Vargas, 2012年9月25日
http://www.channelfireball.com/articles/return-to-ravnica-set-review-blue/
青のコモントップ5
5.《塔のドレイク/Tower Drake》
4.《謹慎命令/Inaction Injunction》
3.《ルーン翼/Runewing》
2.《イスペリアの空見張り/Isperia’s Skywatch》
1.《虚無使い/Voidwielder》
同着1位が5枚だ!この5つはどれも初手では取りたくない。どれも悪くはないんだけどね。たくさん取るものがあるのは、ぶっ飛んでるのが2枚だけとか、微妙なものしかないのより大体良くないことが多い。それでも青にはよくあることだね。とにかくそれでも俺はプレリリースでアゾリウスを選ぶよ。それでどうなるとしてもね。
青の構築カードトップ5
5.《鐘楽のスフィンクス/Sphinx of the Chimes》
4.《中略/Syncopate》
3.《払拭/Dispel》
2.《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
1.《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》
構築部門を見ると、青は全く文句のつけようがない。《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》は多分セット中最強だし、《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》があれば色々な可能性が広がる。変わった打消し2種類も実用的だろう。スタンダードでデッキを作るのにこんなわくわくしたのは久方ぶりだ。でも、本当に集中すべきはモダンなんだろうけどね。
次はイゼットを見ていくよ。こいつはイイぜと言いたくなるのをこらえるのが大変だった。
LSV
Return to Ravnica Set Review – Blue
Luis Scott-Vargas, 2012年9月25日
http://www.channelfireball.com/articles/return-to-ravnica-set-review-blue/
《鐘楽のスフィンクス/Sphinx of the Chimes》
構築2.0点
こいつのついての話は色々聞いたけど、俺もちょっとばかり警鐘を鳴らしてみようか。4積みのカードやドロー満載のデッキを使うなら、こいつは強そうに見える。まず6マナ5/6飛行というのはいい感じだし、出してすぐ《入念な考慮/Careful Consideration》できるまで待ちさえすればかなり凄い。デッキ構築に制限がかかるのが最大の欠点だ。コントロールデッキは普通1刺し、2刺しのカードをたくさん入れる。特に除去なんかは顕著だから、こいつを機能させるためのデッキ構築は割に合わなさそうだ。
リミテッド4.0点
こいつは《マハモティ・ジン/Mahamoti Djinn》だし、15ゲームくらいやればおまけの能力も使えそう。リミテッドでマハモティ・ジンは未だ強いよ。
《秘密を盗む者/Stealer of Secrets》
構築1.0点
《巻物泥棒/Scroll Thief》の方が盗みに関しちゃいいだろう。巻物泥棒の方が戦闘で生き残れるからね。構築だと問題になるのはどうやって攻撃を通すかだ。巻物泥棒もこいつもその点がなっちゃいない。
リミテッド2.5点
俺はいつでも《巻物泥棒/Scroll Thief》のことが好きだし、こいつも気に入った。何もコンボ要素がなくても、こっそり殴ってアドを取るぞと脅しをかけられるから、相手のプレイングが劇的に変わってくる。それに、3ターン目に降臨したこいつが、相手のクリーチャーを除去った後に何枚もカードを稼ぐなんてこともあるだろう。
《中略/Syncopate》
構築2.5点
世の中の例外に漏れず、マジックでも専売特許があるのは気持ちいいものだけど、中略は2マナ域を独占しそう。《本質の散乱/Essence Scatter》を入れなければだけどね。大体の場合こいつは効率よくないけれど、2ターン目でも10ターン目でも打消しとして使えるという理由だけで、使われることになるだろう。追放するって部分も無意味じゃない。でも《雲散霧消/Dissipate》と同じで、追放部分が重要だから使われるかそうでないかが決まるってわけでもない。
リミテッド3.0点
リミテッドなら大好き。先攻で使っても後攻で使ってもいい。打消しを何枚も入れると引きが受け身に過ぎることがあるから、たくさんは入れないけど、1枚目はいつでもデッキに投入するね。
《塔のドレイク/Tower Drake》
構築1.0点
塔の昔にこいつの時代は終わったんですよ。
リミテッド3.0点
3マナでパワー2の飛行クリーチャーはいつでも使える。白マナをいくらか注ぎ込んでやれば、強いまである。
《虚無使い/Voidwielder》
構築1.0点
モダンの奇妙な《出産の殻/Birthing Pod》デッキを除けば、構築で使うのは拒否したい。
リミテッド3.5点
パワーが1しかなくても、《大クラゲ/Man-o’-War》は《大クラゲ/Man-o’-War》だ。間違っても《オーガの学者/Ogre Savant》ではないし、プレッシャーもかけられないが、それでもバウンスはさせられる。
青のコモントップ5
5.《塔のドレイク/Tower Drake》
4.《謹慎命令/Inaction Injunction》
3.《ルーン翼/Runewing》
2.《イスペリアの空見張り/Isperia’s Skywatch》
1.《虚無使い/Voidwielder》
同着1位が5枚だ!この5つはどれも初手では取りたくない。どれも悪くはないんだけどね。たくさん取るものがあるのは、ぶっ飛んでるのが2枚だけとか、微妙なものしかないのより大体良くないことが多い。それでも青にはよくあることだね。とにかくそれでも俺はプレリリースでアゾリウスを選ぶよ。それでどうなるとしてもね。
青の構築カードトップ5
5.《鐘楽のスフィンクス/Sphinx of the Chimes》
4.《中略/Syncopate》
3.《払拭/Dispel》
2.《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
1.《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》
構築部門を見ると、青は全く文句のつけようがない。《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》は多分セット中最強だし、《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》があれば色々な可能性が広がる。変わった打消し2種類も実用的だろう。スタンダードでデッキを作るのにこんなわくわくしたのは久方ぶりだ。でも、本当に集中すべきはモダンなんだろうけどね。
次はイゼットを見ていくよ。こいつはイイぜと言いたくなるのをこらえるのが大変だった。
LSV
コメント
実際重いかと思ったらやり手でしたねコイツは
タフ4が堅いのなんの、トークン相手には除去ですしね
「塔の昔に〜」と「こいつはイイぜ」は名訳だと思いました!
いつもコメントありがとうございます。
そうですね~。やはりクロックの追加にならないのがマイナスに感じてしまいますが、タフネス4は本当に偉い!
こいつが地上を止めてくれるおかげで、空中が殴りやすくなるあたりもいいですね。
> ゆきさん
こんなダジャレに気づいてくれる人がいるとは!(塔の方は少しわかりやすくしてみたけど)
原文が発音を使った言葉遊びなので、こちらも少し遊んでみました。
……それにしても、こいつはイイゼと、ってのに気づく人がいるとは。頑張って訳してみるもんだ。