【翻訳】神々の軍勢より独占カードプレビュー 《Reap What Is Sown》 by LSV
◆ 【翻訳】神々の軍勢より独占カードプレビュー 《Reap What Is Sown》 by LSV
 
 Exclusive Born of the Gods Preview – Reap What Is Sown
 
 Luis Scott-Vargas, 2014年1月16日
 
 http://www.channelfireball.com/home/exclusive-born-of-the-gods-preview-reap-what-is-sown/
 
 「まかぬ種は生えぬ」ってことわざがあるけれど、今回プレビューするカードは+1/+1カウンターをばらまくみたいだ。クリーチャーを危険地帯へ送り込む《旅の準備/Travel Preparations》としては、+1/+1カウンターに勝るものなんてないからね。これから数か月はカウンターに困ることがなさそうだ。
《Reap What Is Sown》(1)(緑)(白)
インスタント (アンコモン)
クリーチャーを最大3体まで対象とし、それの上にそれぞれ+1/+1カウンターを1個置く。

 インスタントの《栄光の頌歌/Glorious Anthem》として使うのが最も基本的な使い方になるだろう(一番載せたい3体にどうぞ)。他に何も凄いことをしないでも、多くのリミテッドのゲームがそれだけで終わるはずだ。一見こちらのが強そうなのに、相手のクリーチャーが集団で突っ込んで来たら、このカードを警戒しなければ自分が刈り取られてしまうことになるだろう。
 
 勿論それだけじゃ終わらない。テーロスには英雄的があるからね。こいつは複数のクリーチャーを対象にとれるから、普通に使うのに加えて英雄的も誘発させられる。英雄を複数体対象にとった戦闘は、相手からしたら易々と戦い抜けるものにはまずならないね。特にこれは永続的に恩恵があるのがいい。戦闘が英雄的クリーチャーばかりでなくても、唱える価値がある場面がままありそうだ。相手のターン終了時に英雄的2体と普通のクリーチャーを対象にとれば、どでかい打点を叩き込めるできる上にマナ効率も素晴らしい。なんといっても英雄的デッキを相手にするときは、可能ならブロックを避けるのが普通のプレイだから、スルーされたときにも使える、強力な選択肢があるというのは重要だ。
 
 キーワード能力に神啓とかあるだけあって(アンタップしたときに恩恵を受けれるやつだ)、こいつは神経を尖らせることになるカードになりそうだ。《Reap What Is Sown》があれば、ブロックした相手へ強化されたクリーチャーで手痛い一撃をお見舞いすることもできるし、相手がそれを恐れてブロックを渋るかもしれない。どちらに転んでも美味しい。
 
 英雄的も僅かながら構築に入り込んできてるとはいえ、誘発させる呪文の方は2マナが上限、ほとんどは1マナだ(掘り進めるためにキャントリップがついているやつ)。だからスタンダードで刈り取ったり刈り取られてるのがよくみる風景になったら驚きだけど、白緑で是非英雄的を狙ってみたくなるようなカードが神々の軍勢に出たら、収穫が豊作になるかもしれないよ?
 
 
 
 LSV

コメント

re-giant
2014年1月19日12:52

お疲れ様です。締めまで綺麗にまとまっててよいですね。

括弧内のつぶやきめいた部分って難易度高めな気がします。
前後との兼ね合いもあって。

いぜっと@オルゾフ組
2014年1月19日22:46

神啓と神経の絡みが素晴らしいですね。

これぐらい強いと多色で二色を固定されてしまうリスクを取ってでも、初手に取ってしまいそうです。

Taku
2014年1月20日23:08

> re-giantさん

お褒めにあずかり恐悦至極。

確かにカッコの中は省略や内省的な要因が絡まって難しいですね。
うまく毎回ユーモアに混ぜることができれば良いのですが。

> いぜっと@オルゾフ組さん

いやぁ、こっそり仕込んだネタに気付いてくれた人がいて嬉しいです!

共有の絆が超好きだった自分なので、こいつを握りしめての突撃は是非やってみたい。

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