【翻訳】神々の軍勢 リミテッドレビュー 赤・黒 (by LSV) part3
2014年3月7日 翻訳◆ 【翻訳】神々の軍勢 リミテッドレビュー 赤・黒 (by LSV)
Born of the Gods Limited Review – Black and Red
Luis Scott-Vargas, 2014年1月30日
http://www.channelfireball.com/articles/born-of-the-gods-limited-review-black-and-red/
黒のコモントップ3
3.《死の国の重み/Weight of the Underworld》
2.《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon》
1.《窒息死/Asphyxiate》
黒除去は相変わらず条件付きだけど、《窒息死/Asphyxiate》はかなり確定除去に近いね。バニラの授与サイクルも相変わらず優秀だ。黒い割には、見た目ほどビターじゃなくて甘い味わい。最後に《死の国の重み/Weight of the Underworld》は《ティマレットの召使い/Servant of Tymaret》を押しのけて3位に入ってるけど、どちらも優れたカードだよ。
今日は《Badlands》日和だから、すぐに赤のレビューにかかろう。プレリリース前に終わらせたいから、赤いカードへ斬りこんでいくよ。
Born of the Gods Limited Review – Black and Red
Luis Scott-Vargas, 2014年1月30日
http://www.channelfireball.com/articles/born-of-the-gods-limited-review-black-and-red/
《金箔付け/Gild》
リミテッド3.5点
確定除去であり、更に色マナを安定させて加速すらしてくれるのは万金に値する働きだ。取れるだけ取るようにしよう。ところでこれ、《予言/Divination》タッチのための色マナソースとみなしていいよね。ベン・スターク(Ben Stark)に止められるまではせめて主張しておきたい。
《忌まわしい変身/Grisly Transformation》
リミテッド1.5点
《層雲歩み/Stratus Walk》の例もあるし、キャントリップのオーラは高く評価してきたんだが、どちらかというとこいつは《災いの印/Scourgemark》くらいの評価。1マナ重くなってしまったので、カーブを整える素晴らしさが薄れてしまった。英雄的を誘発させるのにそこそこ便利だけどね。もっとも、英雄的だけじゃなくこいつは神啓の助けにもなる。普通のデッキでも、こういうキャントリップ付きオーラは1枚入れていい。でも2枚以上入れるなら、良いシナジーのあるデッキでだけ採用したいね。
《責め苦の伝令/Herald of Torment》
リミテッド4.0点
普通に唱えたら、殴りにいける飛行クリーチャー。授与したら破壊力抜群のオーラ。2つが合わさって素晴らしいカードに仕上がっている。毎ターン1点くらうのは面倒だけど、こいつが出ていてレースに勝てないということはまずないだろうから、俺は心配してないよ。
《湿原霧のタイタン/Marshmist Titan》
リミテッド2.0点
おいおい《マイアの処罰者/Myr Enforcer》再来かよぉ。でもまあ、《群れネズミ/Pack Rat》は《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》みたいなものだし、《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》は《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault》みたいなライフルーズだし、《地下世界の人脈/Underworld Connections》はまるで《頭蓋骨絞め/Skullclamp》みたいなドローエンジンだから、処罰者が帰ってきてもいいよね。
分かった分かった。こいつは間違っても親和の再来でないにしても、リミテッドとしては普通に使えるカードだ。5マナで出したら、ふーんって感じだろうけれど、4マナ以下で唱えられたらかなりのものだぜ。ドラフトで黒の強いデッキが組めたら、あながち4マナ以下で唱えられるというのも誇張にはならないさ。
《屍噛み/Necrobite》
リミテッド2.0点
新セットの環境的に合っている再録って好きだな。神々の軍勢に英雄的と神啓があることを加味すると、かなりいいね。英雄的も神啓もなくても、優秀なコンバットトリックだ。
《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon》
リミテッド3.0点
強そうに見えないかもしれないが、2/1バニラの授与クリーチャーは邪悪なる力を秘めている。汎用性が高いからね。
《オドゥノス河の底さらい/Odunos River Trawler》
リミテッド2.0点
授与クリーチャーが5体以上いたら、まずはツイてることで有名なシャハール・シェンハー(Shahar Shenhar)のプールじゃないか確認しよう。その後あるったけこいつをぶち込もう。授与が3,4体だとしても使うよ。回収できた時の働きが実にすばらしいからね。場に出た時の能力が重要だから、白マナが出せるかどうかは些細な問題だ。でも出せて悪いことはないよね。
《苦痛の予見者/Pain Seer》
リミテッド3.0点
カードを1枚引くのは労力に見合ってないから、全力をつぎ込むつまりはないよ。2/2を何とかしてタップして、次のターンを待つなんてややこしいことをしないで、カードを引くに3マナ使うのが俺のやり方だ。しかもカードを引いたらライフまで支払わないといけないから、殴りに行けなくなることまで出てくる。でも誤解しないでくれよ。こいつは2マナ2/2で嬉しいオマケつきだ。ただ構築ほどリミテッドでは目を引く存在じゃないってことさ。
《血占術/Sanguimancy》
リミテッド1.5点
カードを引くのは好きだけれど、童話3びきのくまに出てくるゴルディロックス問題ってやつだな(おかゆじゃなくて血をやり取りするのってゾッとしないが)。黒信心が1つ2つで、十分なカードが引けないこともあるだろう。枚数が引けないと強くない。引きすぎて痛いこともあるだろう。黒の信心が厚いデッキを作ってみたら、死んでしまうから《血占術/Sanguimancy》が撃てないというのは大参事に思える。狙って美味しいのは3~5枚くらいだと思うけど、そんな盤面が作れて、5マナの盤面に全く関与しないどころか、ライフが減って負けが近づくようなスペルを唱えられることがどれくらい安定してあるかってことだよね。振れ幅がありすぎて、ちょうどこのくらい引けたらいいなっていう枚数もあるのだけれど、安定してそんな芸当のできるデッキは少ないだろうね。
《ティマレットの召使い/Servant of Tymaret》
リミテッド2.5点
再生はクッソ重たいけど、召使いとしては申し分ない。殴ってアンタップまでできたら3点分のライフを稼いだことになるし、再生マナの捻出に苦労しないくらい後半になったら優良ブロッカーだ。3マナ1/3としては、《アショクの心酔者/Ashiok’s Adept》より断然こちらだね。
《モズのハーピー/Shrike Harpy》
リミテッド3.0点
《牙海岸のセイレーン/Siren of the Fanged Coast》と同じく、こいつも相手に強いクリーチャーがいるかどうかで評価が変わってしまう。仕事するときはするからいいんだが、5マナの飛行クリーチャーを思ったときに叩きつけられないのはもどかしいよ。
《悪意に満ちた蘇りし者/Spiteful Returned》
リミテッド2.0点
前のめりでないなら、こいつを使おうとするのは読みが甘い。マナレシオは良くないし、少し重いし、2点のライフを失わせるのは、回避能力をつけるのに比べると見劣りする。俺が使いたくならないような授与を作るのは難しいと思ってたけど、こいつは唯一の例外になりそうだ。
《モーギスの戦詠唱者/Warchanter of Mogis》
リミテッド1.5点
1回でいいから普通に殴れれば3/3威嚇になるんだが、5マナとしてはそれでもパッとしない。自分以外を対象にとれるという利点も、最初に苦しい攻撃をしなければならない埋め合わせをしてくれるほどでない。使わなくて済むならその方がいいな(サイドボード要因として投入することはあるだろうけどね)。
《死の国の重み/Weight of the Underworld》
リミテッド2.5点
ソーサリーの重たい除去の中でも、バランス型ってことか。《死の重み/Dead Weight》が3マナ重くなったら-1/-0修正が追加された!ってのは嬉しくもなんともないけど、まあ全てのカードが強力というわけにはいかないからね。授与のついたクリーチャーを倒せないのは厄介だけど、少なくとも貼り付けたら弱体化し続けてくれる。授与されてる生物につけて0/2とかにして生かしておけば、剥がれた授与を相手にしなくて済むこともあるだろう。そんなときは嬉しいね。
黒のコモントップ3
3.《死の国の重み/Weight of the Underworld》
2.《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon》
1.《窒息死/Asphyxiate》
黒除去は相変わらず条件付きだけど、《窒息死/Asphyxiate》はかなり確定除去に近いね。バニラの授与サイクルも相変わらず優秀だ。黒い割には、見た目ほどビターじゃなくて甘い味わい。最後に《死の国の重み/Weight of the Underworld》は《ティマレットの召使い/Servant of Tymaret》を押しのけて3位に入ってるけど、どちらも優れたカードだよ。
今日は《Badlands》日和だから、すぐに赤のレビューにかかろう。プレリリース前に終わらせたいから、赤いカードへ斬りこんでいくよ。
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