【翻訳】神々の軍勢　リミテッドレビュー　赤・黒 (by LSV)　part6

2014年3月12日翻訳コメント (2)

◆　【翻訳】神々の軍勢　リミテッドレビュー　赤・黒 (by LSV)
　
　Born of the Gods Limited Review – Black and Red
　
　Luis Scott-Vargas, 2014年1月30日
　
　http://www.channelfireball.com/articles/born-of-the-gods-limited-review-black-and-red/
　
　

《サテュロスの火踊り/Satyr Firedancer》
　リミテッド1.0点
　教科書にありそうな典型的オーバーキルカード。《稲妻の一撃/Lightning Strike》が5枚あったら入れてもいいと思うけど、現実にこいつを投入するのが正当化されるくらい火力が集まることはまずない。それにカードアドバンテージにすらならない。火力が全部《焼尽の猛火/Searing Blaze》になるってだけだからね。

《サテュロスのニクス鍛冶/Satyr Nyx-Smith》
　リミテッド2.5点
　感じのいい奴だから入れる方向に舵をきってもいい。速攻があるから走らせてエレメンタル1体は出せるだろう。

《洗い流す砂/Scouring Sands》
　リミテッド1.5点
　環境の生物の面々が劇的に変わるのでない限り、メインには入れないな。タフネス1のクリーチャーを洗い出してみたが、十分にいたとは言い難い。サイドボード要因としては優秀だから、取れるならとっておこう。

《灼熱の血/Searing Blood》
　リミテッド3.5点
　《ショック/Shock》と《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》が一緒になって、リミテッドで弱いはずがない。とはいえ、構築で使った方が強いだろうけどね。これを入れたくないような赤いデッキなんて想像がつかないけど、《稲妻の一撃/Lightning Strike》でないことは覚えておこう（《ケラノスの稲妻/Bolt of Keranos》よりは強いけどね）。

《ケラノスの嵐呼び/Stormcaller of Keranos》
　リミテッド1.5点
　起動できない限り入れたくないとはいえ、火吹き能力をつけるのに頭数をそろえたいこともあるかもしれない。青赤で使えばとてもいい感じ。後半にガツンと一発喰らわせるのを手伝ってくれるだろう。

《雷の粗暴者/Thunder Brute》
　リミテッド3.5点
　どちらが選ばれても嬉しいデカい奴。絶望的な状況でなければ貢納されてもされなくても嬉しいこと請け合いだ。《目抉り/Eye Gouge》だけはやめろよ！絶対だぞ！！

《雷撃の威力/Thunderous Might》
　リミテッド1.0点
　代わりに火吹きでも入れておく方が好きだなあ。効果は似てるけど、押されてるとき実に弱い。翻って《ドラゴンのマントル/Dragon Mantle》とかなら、ひどくマナフラッドしてるようなときでもすんなり勝ちにつなげることができる。

《運命の気まぐれ/Whims of the Fates》
　リミテッド　サイコロふって出た目の点
　運試し、するかい？パーマネントを多く展開してる人が痛手を受けるけど、相手が凄まじい展開をしていても、リスクを分散させることもできるからね。2つの山を空にしてギャンブルとしけこみたいが、相当やる気のないデッキでもない限りまず唱えることがなさそうだ。

　
　赤のコモントップ3
　
　3．《クラグマの解体者/Kragma Butcher》
　2．《槌の一撃/Fall of the Hammer》
　1．《ケラノスの稲妻/Bolt of Keranos》
　
　小セットのコモンに赤の火力が2枚あるというのは素敵だし、中速クリーチャーが多いのも気に入った。《クラグマの解体者/Kragma Butcher》、《ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker》、《ファラガックスの巨人/Pharagax Giant》、《性急な太陽追い/Impetuous Sunchaser》は、どれもまあまあのやり手だよ。赤にこういう中堅どころが多いのって珍しいよね。
　
　明日は緑、アーティファクト、多色、土地をレビューするよ（キューブドラフトか旧ミラディンブロックドラフトに魅了されなければだけど）。
　
　
　
　LSV