◆ 【翻訳】神々の軍勢 リミテッドレビュー 緑・マルチカラー・アーティファクト・土地 (by LSV)
 
 Born of the Gods Limited Review – Green, Gold, Artifacts, and Lands
 
 Luis Scott-Vargas, 2014年1月31日
 
 http://www.channelfireball.com/articles/born-of-the-gods-limited-review-green-gold-artifacts-and-lands/
 
 
《流浪/Peregrination》
 リミテッド2.5点
 俺の使いたいと思うデッキを耕作してくれると言いたいところだが、どんなデッキにも入るカードじゃない。マナカーブの上が4あたりだと大したことをしないから、前のめりな英雄的デッキ以外でならいいだろう。
《フィーリーズ団の略奪者/Pheres-Band Raiders》
 リミテッド3.0点
 6マナ5/5は既に中々のコストパフォーマンスだし、アンタップするごとに《ネシアンの狩猟者/Nessian Courser》を唱えられるなんて素敵じゃないか。
《フィーリーズ団の精鋭兵/Pheres-Band Tromper》
 リミテッド3.0点
 緑には強い神啓持ちが揃っているね。しかもどれもが他のカードの手を借りなくても自力でアンタップできそうだ。1回殴れればかなりのものだよ。コモンだしね。
《狼育ち/Raised by Wolves》
 フレーバー4.0点
 リミテッド3.5点
 フレーバードラフトでも普通のドラフトでも強いって?のった!5マナで6/6相当のクリーチャーが出るのは素敵だ死、本体と狼で横に広がるから、除去に対してもずっと強い。対応して除去られないようにだけ気をつけよう。空ぶったら子犬みたいになっちゃうぜ。
《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》
 リミテッド3.0点
 《森のレインジャー/Sylvan Ranger》には及ばないが、墓地シナジーの可能性があるのはいいね。土地が一枚もめくれなかったら文句言っていいよ。俺が許す。まあそうそうそんなことはないだろうけど。
《スコラ谷の災い/Scourge of Skola Vale》
 リミテッド3.5点
 最初は大人しめだが、いるだけで結構脅威だ。能力を使わなくても、除去先がこいつの餌になってしまうことを考えると、こいつを先に処理せざるを得ない。しかもその除去も簡単じゃあないときた。後半は止められなくなるくらいまで、好きなだけ食わせてやればいい。おっと、バウンスには気をつけろよ!
《セテッサの誓約者/Setessan Oathsworn》
 リミテッド2.0点
 英雄的デッキを作るなら、《信条の戦士/Staunch-Hearted Warrior》より誓約者の方がいいだろうけれど、そういうのを全く使うつもりのない緑デッキもたくさんあるだろう。テーロスでは緑の英雄的デッキは使わないと誓ってた口だから、神々の軍勢では多少変わってるといいな。
《セテッサの星砕き/Setessan Starbreaker》
 リミテッド2.5点
 いつでも2/1の肉として戦場に出れるから、メインから投入できる最優秀エンチャント除去だ。緑ならメインに1枚ちょうど入れてもいいかなと思うけど、優先度は高くないよ(まあ取れたら嬉しいけど)。
《空掃き/Skyreaping》
 リミテッド0.5点
 このカードは、信心を貯めて、相手が飛行を展開するのをじっと待つと、驚くことに《垂直落下/Plummet》として機能するのです!
《黄金の木立ちの蛇/Snake of the Golden Grove》
 リミテッド2.0点
 残念ながら、4/4にライフゲインがついてるクリーチャーだね。それもライフが本当に欲しいと思うときに限って、ライフ回復してくれない奴だ。重いところなら他にもたくさんあるから、そっちに当たればいい。もっともこいつは悪くない部類だけどね。
《ケンタウルスの武芸者/Swordwise Centaur》
 リミテッド2.5点
 ダブルシンボルが厳しいとはいえ、いつでもデッキに入るだろう。武芸を身に着けるってのは、常にその身を戦場に置くってことだよな。
《霊気のほころび/Unravel the AEther》
 リミテッド1.5点
 霊気のほころびをメイン採用したくないと思える程度に、環境には十分な数のエンチャント除去がある。特に、長引くと混ぜたカードを相手が再び引く可能性があると来たら、いっそう遠慮しておきたいところだ。

 
 緑のコモントップ5
 3.《ケイラメトラの好意/Karametra’s Favor》
 2.《ニクス生まれの狼/Nyxborn Wolf》
 1.《フィーリーズ団の精鋭兵/Pheres-Band Tromper》
 
 でかいクリーチャー、質の良い授与、マナ安定要素までもが緑に加わった。誰がこうなると思っただろうか?コモンのクリーチャーも優秀だけど、今回は除去が劣悪なものしかなかったね。《ネシアンのアスプ/Nessian Asp》みたいなカードが減ったということは、テーロスだけのドラフトよりもマナカーブを下げて殴るのを推奨してるのだろうか。面白いね。

コメント

じゃこ
2014年3月17日0:07

《道探し》の評価高いですね~
墓地シナジーと言ってもアンコ以上にちょろちょろしかなかった気もしますが
何かあったかな・・・

いぜっと@オルゾフ組
2014年3月17日20:14

霊気のほころびが星砕きより低評価ってのは驚きを隠せませんね。

Taku
2014年3月18日0:09

> じゃこさん

実際、ファリカの癒し人や鞭、定命の者の宿敵あたりとのシナジーは悪く無かったです。
あと、土地止まりにくくなるのも嬉しいですね。

> いぜっと@オルゾフ組さん

星砕きはオーラしか割れませんし、この環境2/1大して役に立たないですからね。
神でもやれる万能除去にしては低評価かもしれません。
全体的に、相手に対応するよりも自分のやりたいことを追求する環境ゆえでしょうか?
いずれにせよ、これプレリリース前の記事なので、もう評価は変わっていそうです。LSV最近ドラフトビデオをあげてないですが、聞いてみたいですね。

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