◆ 【翻訳】タルキール龍紀伝より独占カードプレビュー 《オジュタイの模範/Ojutai Exemplars》 by LSV
Dragons of Tarkir Preview Card - Ojutai Exemplars
Luis Scott-Vargas, 2015年3月5日
http://www.channelfireball.com/home/dragons-of-tarkir-preview-card-ojutai-exemplars/
タルキール覇王譚で紹介された氏族の能力じゃ、一番好みだったのは果敢だったね。龍紀伝で果敢そのものはお出ましにならないものの、どんな形で継承されたか、能力を見るのが楽しみだった。今日のプレビューカードなんか、実質果敢みたいなものだし、果敢と組み合わせて使うと素晴らしい噛み合いっぷりを見せてくれると思うね。俺は果敢に寄せたデッキのような、複雑かつたくさんの呪文を唱えるデッキが好きだ。マナを全く使わずにターンを返す。呪文多めのデッキにしかできないが、これぞマジックの醍醐味だ。
オジュタイの模範は、まさにそんな呪文だらけのデッキ向け。こいつは凄いぜ。
殴る、蹴る、ブロッカーをどかす、アタッカーを寝かす、絆魂を得る、除去を避ける。できないことを探す方が難しいんじゃ?
前回包囲サイクルをレビューしてて、やたらとモードがあるなと思ったものだけれど、今回は能力がごてごてとついたクリーチャーだ。もっとも、能力が付いててほしくないなんてことはないけどね。4マナ4/4だから、能力の代償としてサイズを犠牲にしているわけでもないのが嬉しい。しかも3つの能力は、相互にシナジーまで備えている。
非クリーチャー呪文に寄せたデッキで使う数少ないクリーチャーとして、どんな仕事をするだろうか?(カッコいいポーズの見本になるってのはおいとこう)
守備性能
タップ能力と絆魂で、生き延びるのに貢献してくれるだろう。アタッカーを寝かす以外に、ほぼ同じ用途になるけれど、こいつでブロックして止めてからブリンクすることもできる。
攻撃性能
ブロッカーをタップして排除する能力と、先制攻撃のおかげで攻めやすい。その上先制攻撃をつけると漏れなく絆魂もつくせいで、ダメージを稼ぎつつ守備がおろそかになることすらない。
除去耐性
ブリンク能力でほとんどの除去を避けることができる(とはいえ追放してすぐに戻ってくるので、《対立の終結/End Hostilities》みたいな全除去では死ぬことには注意)。これほどの除去耐性があれば、クリーチャーがほとんどいないデッキで使っても活躍できるだろう。撃つ対象がなくて、手札にため込んでた除去を浴びせられても、ほとんどかわすことができる。
ただ、いかに歌って踊れる多芸なカードとはいっても、何かしら動かないと能力が使えないことは注意だ。模範的な奴と仲良くするには、こっちも色々と合わせなきゃいけないってわけだね。まず分かりやすいのは赤。《乱撃斬/Wild Slash》、《稲妻の一撃/Lightning Strike》、《かき立てる炎/Stoke the Flames》といった、いつ使っても優秀な呪文を擁する赤は相性抜群だろう。白も少々、真っ先に思いつくところでは《勇敢な姿勢/Valorous Stance》とかあるけれど、《神々の思し召し/Gods Willing》系の呪文を使う場合、別にわざわざ模範と組み合わせる必要はないってのは注意したいところ。
どんな呪文と使うにせよ、オジュタイの模範は相当強力だと思う。スタンダードでもかなり健闘するだろう。《僧院の導師/Monastery Mentor》とは、一緒に採用されるかもしれないし、個別に使われるかもしれない。どちらにせよ、こいつを使ったスタンダードのデッキを考えないのは勿体ないぜ。
LSV
Dragons of Tarkir Preview Card - Ojutai Exemplars
Luis Scott-Vargas, 2015年3月5日
http://www.channelfireball.com/home/dragons-of-tarkir-preview-card-ojutai-exemplars/
タルキール覇王譚で紹介された氏族の能力じゃ、一番好みだったのは果敢だったね。龍紀伝で果敢そのものはお出ましにならないものの、どんな形で継承されたか、能力を見るのが楽しみだった。今日のプレビューカードなんか、実質果敢みたいなものだし、果敢と組み合わせて使うと素晴らしい噛み合いっぷりを見せてくれると思うね。俺は果敢に寄せたデッキのような、複雑かつたくさんの呪文を唱えるデッキが好きだ。マナを全く使わずにターンを返す。呪文多めのデッキにしかできないが、これぞマジックの醍醐味だ。
オジュタイの模範は、まさにそんな呪文だらけのデッキ向け。こいつは凄いぜ。
《オジュタイの模範/Ojutai Exemplars》 (2)(白)(白)
クリーチャー - 人間(Human)モンク(Monk)
あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、以下からひとつ選ぶ。
・クリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
・オジュタイの模範はターン終了時まで先制攻撃と絆魂を得る。
・オジュタイの模範を追放し、その後それをタップ状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
4/4
殴る、蹴る、ブロッカーをどかす、アタッカーを寝かす、絆魂を得る、除去を避ける。できないことを探す方が難しいんじゃ?
前回包囲サイクルをレビューしてて、やたらとモードがあるなと思ったものだけれど、今回は能力がごてごてとついたクリーチャーだ。もっとも、能力が付いててほしくないなんてことはないけどね。4マナ4/4だから、能力の代償としてサイズを犠牲にしているわけでもないのが嬉しい。しかも3つの能力は、相互にシナジーまで備えている。
非クリーチャー呪文に寄せたデッキで使う数少ないクリーチャーとして、どんな仕事をするだろうか?(カッコいいポーズの見本になるってのはおいとこう)
守備性能
タップ能力と絆魂で、生き延びるのに貢献してくれるだろう。アタッカーを寝かす以外に、ほぼ同じ用途になるけれど、こいつでブロックして止めてからブリンクすることもできる。
攻撃性能
ブロッカーをタップして排除する能力と、先制攻撃のおかげで攻めやすい。その上先制攻撃をつけると漏れなく絆魂もつくせいで、ダメージを稼ぎつつ守備がおろそかになることすらない。
除去耐性
ブリンク能力でほとんどの除去を避けることができる(とはいえ追放してすぐに戻ってくるので、《対立の終結/End Hostilities》みたいな全除去では死ぬことには注意)。これほどの除去耐性があれば、クリーチャーがほとんどいないデッキで使っても活躍できるだろう。撃つ対象がなくて、手札にため込んでた除去を浴びせられても、ほとんどかわすことができる。
ただ、いかに歌って踊れる多芸なカードとはいっても、何かしら動かないと能力が使えないことは注意だ。模範的な奴と仲良くするには、こっちも色々と合わせなきゃいけないってわけだね。まず分かりやすいのは赤。《乱撃斬/Wild Slash》、《稲妻の一撃/Lightning Strike》、《かき立てる炎/Stoke the Flames》といった、いつ使っても優秀な呪文を擁する赤は相性抜群だろう。白も少々、真っ先に思いつくところでは《勇敢な姿勢/Valorous Stance》とかあるけれど、《神々の思し召し/Gods Willing》系の呪文を使う場合、別にわざわざ模範と組み合わせる必要はないってのは注意したいところ。
どんな呪文と使うにせよ、オジュタイの模範は相当強力だと思う。スタンダードでもかなり健闘するだろう。《僧院の導師/Monastery Mentor》とは、一緒に採用されるかもしれないし、個別に使われるかもしれない。どちらにせよ、こいつを使ったスタンダードのデッキを考えないのは勿体ないぜ。
LSV
コメント
Takuさんの記事を見つけるのがお約束になった件。。。
両方読んでくださる上にコメントまでしてくれるlistenerさんの優しさよ。