【翻訳】タルキール龍紀伝 リミテッドレビュー 青 (by LSV) 後編
2015年3月25日 翻訳◆ 【翻訳】タルキール龍紀伝 リミテッドレビュー 青 (by LSV)
Dragons of Tarkir Limited Set Review - Blue
Luis Scott-Vargas, 2015年3月17日
http://www.channelfireball.com/articles/dragons-of-tarkir-limited-set-review-blue/
青のコモントップ5
5.《予期/Anticipate》
4.《宮殿の使い魔/Palace Familiar》
3.《体躯の縮小/Reduce in Stature》
2.《オジュタイの介入者/Ojutai Interceptor》
1.《オジュタイの召喚/Ojutai’s Summons》
青のコモンには強力なのが多いね。トップ5に名前を連ねなかったものの、優秀なカードがたくさんある。ビートダウンとコントロールの視点では、白ほどはっきりと分かれてはいない。殴りでもコントロールでもいけるカードが多かった。より用途の限られるカードも足して考えると、青はかなり戦力になるカードが多いね。是非早く試してみたい。
追記:最近の風潮的に、《微風の写字官/Zephyr Scribe》はアンコモンだと思ってたらコモンかよ!コモンなら間違いなく微風の写字官が青の最強コモンです。間違いない。
LSV
Dragons of Tarkir Limited Set Review - Blue
Luis Scott-Vargas, 2015年3月17日
http://www.channelfireball.com/articles/dragons-of-tarkir-limited-set-review-blue/
《宮殿の使い魔/Palace Familiar》
リミテッド3.0点
ドローできるカードを使いまくりたい俺としては、3.5点をあげたいところ。一応自重して3.0点に抑えておいた。アドが取れるし絶対に抜かないカードだと思うけれど、形勢をひっくり返すようなカードでもない。こんな良質な2マナクリーチャーは稀だから、何枚でも取ることをお勧めするよ。ピック終了までには実も取らなきゃいけないけど、ドローが無くなってから考えるとしようか。
《死者を冒涜するもの/Profaner of the Dead》
リミテッド3.5点
凄い名前がついてるけど、効果の方もそれに見合って凄い。確かにカード一枚を消費するものの、クリーチャー一体と引き換えに、相手の盤面全てを手札に戻してやることすら可能だ。高タフネスの固いクリーチャーを生贄にして、2,3体戻すので十分に強い。使いどころは選ぶものの、これほど盤面をひっくり返すカードにはそうそうお目にかかれないよ。
《カルシの詐欺師/Qarsi Deceiver》
リミテッド1.5点
大変異や予示を詰め込んだデッキなら使ってもいいけど、安定してマナ加速ができるとは思わない方がいい。こいつは、たまに7マナ大変異を1ターン早く表にできる壁だ。十分使えるものの、凄い嬉しいってほどじゃないね。カルシの詐欺師を使うなら、専用マナの使い道を6枚は用意したい。8~9枚あれば理想的だね。
《体躯の縮小/Reduce in Stature》
リミテッド3.0点
プラチナ・レベルからシルバー・レベルになると肩身が狭くてこんな感じになるよな。そう考えるとヤバいカードだ。是非デッキに入れて相手を縮小させなきゃ。実質除去と思って差し支えないものの、《平和な心/Pacifism》同様に濫用とはちょっと相性が悪い。白のレビューではそこに言及し忘れてたね。
《岸砕きの精霊/Shorecrasher Elemental》
リミテッド4.0点
青青青の表で唱えられることはほとんどないと思うけど、まあ問題ない。パワーやタフネスを変幻自在に変える、除去しづらい4/4で、3マナで唱えたら相手にちょっと悪い気がするくらいだろう。とはいえ回避能力がついていないこともあって、ぶっ飛んだ爆弾レアというわけではない。でも、マナさえあれば変幻自在の攻防をやってのけるいいカードだよ。
《シディシの信者/Sidisi’s Faithful》
リミテッド1.0点
ソーサリーのバウンスはあんまり好きじゃないし、殴れるパワーが0/4にはついてない。オーラとか鼓舞を多用する相手にはちょっといいかもしれないけれど、それくらいかな。
《千里眼/Sight Beyond Sight》
リミテッド2.5点
《神秘の瞑想/Mystic Meditation》同様、息切れを防ぐのに良さそう。果敢も2回誘発するし、こっちの方が強そうだが、瞑想が抜けるような場合は一緒に抜けるだろう。デッキに重いカードが多く序盤プレイできるカードが少なければ、これを抱えていても盤面の足しにはならない。しかし取ったならデッキに入ることの方が多いだろう。
《シルムガルの魔術師/Silumgar Sorcerer》
リミテッド3.5点
シルムガルの魔術師は素晴らしい。ターン終了時に展開できるマナレシオ良好な飛行クリーチャーであり、《霊魂放逐/Remove Soul》であり、どうでもいいクリーチャーが盤面にいるなら打ち消しながら航空戦力になれる。クリーチャーとしても呪文として見ても強い。単品で優秀な2つが組み合わさるんだから凄くないはずがない。これぞまさに模範的濫用カードだ。しかも《宮殿の使い魔/Palace Familiar》からこいつにつなぐ動きは芸術的。しかも単色の中で完結している。
《シルムガルの呪文喰い/Silumgar Spell-Eater》
リミテッド3.0点
アンコモンにこんな奴がいる以上、呪文を唱えるのにリスクが伴うゲームはそこそこあるだろう。俺自身、こいつを伏せて何もせずにターンを返すとかやってみたい。大概、5マナ立てて何もしないとか露骨すぎて、伏せられてるのがこいつだと割とすぐばれてしまうだろう。とはいえ、他の変異と同じく採用して悪いことがほとんどない。それに結構、呪文を消せると思う。
《シルムガルの嘲笑/Silumgar’s Scorn》
リミテッド1.5点
青青で《魔力の乱れ/Force Spike》はイマイチだから、使うならドラゴンを最低2体は用意したい。2体確保できていれば、ドラゴンを公開しなくても打ち消せる瞬間もあるし採用していいと思う。最初の5~6ターンを過ぎたら、ドラゴンを後悔しないと辛くなってくるからね。《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》みたいなカードへのサイドボードとしては結構いいけれど、ドラゴン無しで使うのはカードに対する中傷だ。
《空智の教え/Skywise Teachings》
俺の中では4.5点
リミテッド2.0点
次世代の《ゴブリンすべり/Goblinslide》ktkr。ゴブリンすべりと違うところは、これの生み出すクリーチャーは単体で優秀ってところだね。悠長なカードではあるけれど、デッキ全体を動かすエンジンみたいなカードと言ってもいい。呪文を10以上採用しているデッキなら、どんなデッキでも喜んで使うとも。デッキ構成によって、使えるか使えないかははっきりするから、よく考えよう(俺がドラフトで使って教えるから、あまり早くこいつに目覚めない方がいいよ)。
《層雲の踊り手/Stratus Dancer》
リミテッド3.5点
どんな使い方をしても強いことしか書いてない。初手にあったら2ターン目に出してしまっていい。2ターン目以降は伏せて使えばいい。パックから出て小躍りしたくなるようなレアではないものの、大満足間違いなしだよ。
《テイガムの一撃/Taigam’s Strike》
リミテッド2.5点
2ターンで8点以上のダメージが見込めるのは悪くないから、前のめりなデッキでゲームを終わらせるのにぴったりだ。コントロールでは不要だから、ライフを攻めるデッキになるかをよーく考えよう。
《上昇気流の精霊/Updraft Elemental》
リミテッド2.5点
すごい上昇気流を感じる。今までにない何か熱い上昇気流を。 サイズ・・・なんだろう上がってきてる確実に、着実に、タフネスのほうに。コピペはもはや勢いがないけれど、カードは良好。優秀なブロッカーであり、盤面が固まればちょっと殴ったりもできる。3マナとしては悪くないよね。全力で攻めたいデッキ以外でなら、まず採用するよ。
《虚空のスコール/Void Squall》
リミテッド2.5点
ご都合主義的に考えすぎかもしれないけど、相手の5マナをこれでバウンスして殴り掛かって、次ターンも同じようなことができたらさぞかし最高だろうね。マナ換算で2~3マナは虚空に消し去ってやれると思うから、カード1枚を使うだけの価値はあると思う。何度となく言ってるけど、殴るデッキでないなら価値は下がるよ。
《若年の識者/Youthful Scholar》
リミテッド3.5点
《熟考漂い/Mulldrifter》……ウッ頭が。相討ちしたくないクリーチャーナンバーワンは固い。しかも濫用と一緒に使いたい部門でも優勝をかっさらうのは間違いないだろう。4マナの価値は十分ある。1:3交換は夢としても、少なくとも1:2交換kる愛は取れるはず。
《微風の写字官/Zephyr Scribe》
リミテッド3.5点
最近はルーターの面汚しが多かったものの、こういう優秀なルーターなら大歓迎だ。戦闘で相討ちできるサイズがあり、ルーター能力を起動するのにコストもさしてかからないし、終盤連続して掘ったり、疑似警戒っぽく使うこともできる。欠点の見当たらない素晴らしいカードだ。
青のコモントップ5
5.《予期/Anticipate》
4.《宮殿の使い魔/Palace Familiar》
3.《体躯の縮小/Reduce in Stature》
2.《オジュタイの介入者/Ojutai Interceptor》
1.《オジュタイの召喚/Ojutai’s Summons》
青のコモンには強力なのが多いね。トップ5に名前を連ねなかったものの、優秀なカードがたくさんある。ビートダウンとコントロールの視点では、白ほどはっきりと分かれてはいない。殴りでもコントロールでもいけるカードが多かった。より用途の限られるカードも足して考えると、青はかなり戦力になるカードが多いね。是非早く試してみたい。
追記:最近の風潮的に、《微風の写字官/Zephyr Scribe》はアンコモンだと思ってたらコモンかよ!コモンなら間違いなく微風の写字官が青の最強コモンです。間違いない。
LSV
コメント