◆ 【翻訳】マジック・オリジン リミテッドレビュー 白 (by LSV)
 
 Dragons of Tarkir Limited Set Review – White
 
 Luis Scott-Vargas, 2015年7月15日
 
 http://www.channelfireball.com/articles/magic-origins-limited-set-review-white/
 
 5.0点 強すぎる神いわゆるゴッド。《群れネズミ/Pack Rat》、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》、《風番いのロック/Wingmate Roc》
 
 4.5点 素晴らしい爆弾レアだが、対処できなくはない。《軍族の解体者/Butcher of the Horde》、《凶暴な拳刃/Savage Knuckleblade》、《火口の爪/Crater’s Claws》

 4.0点 優秀なレアや、それに比肩し得るアンコモン。《三つぞろいの霊魂/Triplicate Spirits》、《対立の終結/End Hostilities》、《死滅都市の悪鬼/Necropolis Fiend》

 3.5点 《稲妻の一撃/Lightning Strike》、《長毛ロクソドン/Woolly Loxodon》、《停止の場/Suspension Field》

 3.0点 ほぼデッキに入る良カード。《消耗する負傷/Debilitating Injury》、《マルドゥの軍族長/Mardu Hordechief》、《肉は塵に/Flesh to Dust》

 2.5点 まず抜けることのないカード。《氷河の忍び寄り/Glacial Stalker》、《苦々しい天啓/Bitter Revelation》、《弱者狩り/Hunt the Weak》

 2.0点 数合わせでデッキに入る。でもたまに抜けるカード。《龍鱗の加護/Dragonscale Boon》、《果敢な一撃/Defiant Strike》、《取り消し/Cancel》

 1.5点 頭数の水増し。入るかどうかは半々くらい。《境界の偵察/Scout the Borders》、《飛空士の修繕屋/Aeronaut Tinkerer》、《レインジャーの悪知恵/Ranger’s Guile》

 1.0点 数合わせとしても役不足。ほぼ入らない。《大牙コロッソドン/Tusked Colossodon》、《青銅の黒貂/Bronze Sable》、《抑圧的な光線/Oppressive Rays》

 0.5点 ギリギリデッキに入るかどうかなカード。もしくはサイドボード用カード。《帰化/Naturalize》、《部族養い/Feed the Clan》、《集い/Congregate》

 0.0点 役立たず。《市内捜査/Search the City》、《伏魔殿のピュクシス/Pyxis of Pandemonium》

 
《アクロスの看守/Akroan Jailer》
 リミテッド1.0点
 《ドロモカの砂丘唱え/Dromoka Dunecaster》と違って、少なくとも飛行クリーチャーもタップできる。しかし寝かせるのにいちいち3マナもかかるんじゃ、あまり積極的には採用したくないね。毎回3マナも浮かせて動くのは終盤までそうそうできやしない。マナがなくて単なる1マナ1/1じゃほとんど空気だしね。
《アンプリンの戦術家/Ampryn Tactician》
 リミテッド2.5点
 出たときにダメージも通せる丘巨人。序盤出してもいいし、終盤出しても強い。マナカーブに沿って展開してつなげればかなりのものだし、戦術家っぽく後半使うため抱えておいてもいい。攻めないデッキでは少し見劣りするものの、能力の割にマナレシオも悪くない。クリーチャーが必要ならまず入れて間違いないだろう。殴るデッキで使えばずっと強いから、相応に高く見てあげよう。
《勇者の選定師/Anointer of Champions》
 リミテッド3.0点
 《歴戦の歩兵/Infantry Veteran》は、基本セットの中で最も過小評価されてるカードの一つだった。アンコモンに昇格してるあたり、開発チームは分かってるってことかな。戦場にいるだけで戦闘が非常にやりにくくなるから、クリーチャーで殴るデッキならあるだけ入るカードだ。ゲームに劇的な効果をもたらす1マナクリーチャー、適当に流していいカードじゃないね。
《徴税の大天使/Archangel of Tithes》
 リミテッド4.5点
 4マナ3/5飛行の時点で強い。相手にしてみたら能力も相当厄介だ。自分のターンもどう動いたものか相当難しくなるし、こいつがいる状態じゃ、攻撃しようにも頭を押さえつけられたようなもの。相手がマナを立ててブロックの構えをとっていたら、攻撃しないで立たせておくことすらできる。まさに状況を掌の上で転がすことができるだろう。唯一マナコストだけがちょっとキツめだけど、書いてあることは全部強いよ。
《オーラ術師/Auramancer》
 リミテッド2.0点
 こういうカードっていいよね。工夫次第で2:1交換が取れてアドバンテージ源になってくれるし、ドラフトでシナジーを追及したくなるというもの。こういうのは大歓迎だ。遅めに取れるようなら是非オーラ術師を活かすようなピックをしたい。ひっそりとエンチャントがテーマになってるから、いつもより強そうだし、ほんの2枚くりあエンチャントがあれば十分使う価値があるよ。
《エイヴンの戦僧侶/Aven Battle Priest》
 リミテッド1.5点
 超重たいにしても、3/3飛行は3/3飛行だ。能力もある意味、重さの埋め合わせになるものだしね。それでもあまり入れたくはないけれど、高マナ域がもう1枚欲しい、なんてときにはいいかもね(俺は普段から重いところには不自由してないから、こいつが必要になることはないと思う)。
《祝福された霊魂/Blessed Spirits》
 リミテッド3.0点
 お涙頂戴5.0点
 イラストさえ受け入れられれば、優秀な飛行クリーチャーだ(哀しみを背負った者だけが、無から転じて生を拾える。そうだろ?)。3マナ2/2飛行は十分強いから、エンチャントがなくてもすんなり採用できる。カウンターを乗せられれば更に素晴らしい。エンチャント前提でなくても十分な性能というのがいいね。
《天界のほとばしり/Celestial Flare》
 リミテッド3.0点
 白のお家芸「戦闘中限定のクリーチャー除去」は、重くて構えるのが大変という欠点がつきものだった。《天界のほとばしり/Celestial Flare》はその点優秀だ。一方、構えていることが読めた場合でも、複数クリーチャーで攻撃することでケアして戦うことも可能だよ。読まれていても、他のコンバットトリックと組み合わせたりすることで、上手いこと相手をハメることは可能だろう。何かしらブロッカーさえいれば、普通の布告系除去と違って、5/5の代わりに1/1を生贄にしたりできないのがいいね。ダメージ解決後、戦闘クリーチャーが死亡した後にも唱えられるのは覚えておこう。ダメージが解決しても、戦闘終了ステップの間、攻撃クリーチャーは攻撃クリーチャーだし、ブロッククリーチャーはブロックに参加したままだ。
《突進するグリフィン/Charging Griffin》
 リミテッド2.5点
 4マナ2/2飛行程度じゃリミテッダーまっしぐらとはいかないが、攻撃時3/3飛行なら許せるかな。完成度の高い防御的なデッキなら不採用にすることもあるだろうけど、滅多に抜くようなことにはならないだろう。

コメント

listener
2015年7月9日23:59

いつもありがとうございます。

ジオン軍
2015年7月10日15:07

いつ門ありがとうございます。侵犯

nophoto
あるプレイヤー
2015年7月12日16:40

いつも拝見させていただいてます
重歩兵の評価のLimitedの文字が異様にデカいのが気になりますね…

Taku
2015年7月13日23:49

> listenerさん

いつもコメントありがとうございます。

> ジオン軍さん

いつもコメントありがとうございます 迷路

> あるプレイヤーさん

コメント欄でもネタにされていました。
ついついLSVだと隠されたネタか!?と思ってしまいますww

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