【翻訳】マジック・オリジン リミテッドレビュー 青 (by LSV) 加速
2015年8月4日 翻訳◆ 【翻訳】マジック・オリジン リミテッドレビュー 青 (by LSV)
Magic Origins Limited Set Review – Blue
Luis Scott-Vargas, 2015年7月7日
http://www.channelfireball.com/articles/magic-origins-limited-set-review-blue/
青のコモントップ5
5.《層雲歩み/Stratus Walk》
4.《飛空士志願者/Aspiring Aeronaut》
3.《護輪のフクロウ/Ringwarden Owl》
2.《分離主義者の虚空魔道士/Separatist Voidmage》
1.《閉所恐怖症/Claustrophobia》
中々悪くはなさそう。優良除去、バウンス、優秀な飛行クリーチャーと、青で欲しいところは一通りそろってる。強アンコモンや打ち消しもあるし、十分期待できそうだ。
LSV
Magic Origins Limited Set Review – Blue
Luis Scott-Vargas, 2015年7月7日
http://www.channelfireball.com/articles/magic-origins-limited-set-review-blue/
《ジェイスの聖域/Jace’s Sanctum》
リミテッド1.5点
これでもかとばかりに呪文を詰め込んだデッキに入れて、占術で更に掘っていくデッキが作れたら最高だと思うけれど、そうそう容易にはできないんだろうな。十分ドローと除去があれば、デッキを回すエンジンにはなれると思う。でも使えることは折り紙つきってほどでもないから気を付けて。
《ジェスの盗人/Jhessian Thief》
リミテッド3.5点
奴は大変なものを盗んでいきました。ライブラリーのカードです。軽くてズルくて相手を困らせる奴だ。たとえ果敢がなくても十分だったけど、止められるのが宿命のカササギにとって、果敢は戦闘を突破するのにピッタリな能力だ。必死の形相で止めてくる相手を翻弄するべく、相棒になる呪文を積極的に取っていきたい。呪文はソーサリーだって構わない。戦闘前に唱えてから殴っても、チャンプブロックを強いられるか、カードを引かれることになるか、違いは見えてるかそうでないかの違いだけだからさ。どんなデッキに入れても大暴れできるわけではないけれど、早めに取ったら上手く活躍できるようデッキを組みたてるのは難しくないと思う。
《臨海の護衛/Maritime Guard》
リミテッド1.0点
《解呪/Disenchant》と同じくらいメイン採用していいと思ってる(入れるとは言っていない)。
《ミジウムの干渉者/Mizzium Meddler》
リミテッド3.0点
この能力にしてこのサイズ、妙な取り合わせだが、1/4瞬速で他に何もテキストが書いてなくても使っちゃうね。大体は飛んできた除去を滑らせてることが多いと思うけど、たまに《巨大化/Giant Growth》やオーラを奪って酷いことをできそうだ。いずれにせよ、これだけ軽くて柔軟なカードが使えないはずないよね。
《否認/Negate》
リミテッド2.0点
ドラフトでも1枚はメインに入れていいと思い始めた。シールドなら絶対に1枚は入れたい。白、黒、赤と、除去は4マナ以上かかる重たい連中ばかりだから、構えていれば多い日も安心。サイドから投入するカードとして見ても実に心強いから、ドラフトでも毎回2枚くらい取りたい衝動に駆られてる。
《ニヴィックスの障壁/Nivix Barrier》
リミテッド1.5点
パワーへのマイナス修正祭りかな?《水撃/Hydrolash》と比べると、単体で奇襲を仕掛けられるわけじゃないし見劣りする。大体、出たターンだけ2体の敵を止められて、その後は1体ずつブロックするとかそんな程度だろう。守るデッキにとってはいいけれど、そこまで盤面をひっくり返す力があるわけでもないし、前のめりなデッキには不要だしこんなものでしょう。
《精神的反論/Psychic Rebuttal》
リミテッド0.5点
サイドボード要員の中でも相当状況を選ぶカードだね。《夜の罠/Nightsnare》を跳ね返せるのは面白いけど、大体そういう悪巧みは妄想で終わるんだよね。使うなら構築でどうぞ。
《護輪のフクロウ/Ringwarden Owl》
リミテッド3.0点
《蓮道のジン/Lotus Path Djinn》と比べるとちょっとだけ見劣りするけれど、全然強い。3/3としてブロックに回っても、殴って4~5点ダメージを狙いに行っても、5マナの飛行クリーチャーの仕事としては十分及第点だ。呪文多めの構成で、1,2枚入れる分には申し分ないと思う。
《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake》
リミテッド2.0点
相手を殴ることにかけてはやる気勢だし、他のゾンビ連中と比べてときたまブロックにも参加できる。攻めに強く守りに脆い、第一印象通りの奴だと思うよ。
《金切り声のスカーブ/Screeching Skaab》
リミテッド1.5点
ペロッこれは魔巧!2マナ2/1が必要ならって感じ?
《眠りへの誘い/Send to Sleep》
リミテッド1.0点
1マナ払うから確実な《霜のブレス/Frost Breath》を使わせてくれよ……ま、ないものねだりしても仕方ない。魔巧無しではあまりに貧弱なのに、魔巧を確実に達成できるデッキではクリーチャーが足りない。呪文10枚くらいのテンポデッキが組めることもたまにはあるかもしれないけれど、そうでなければ誘いには乗らない方がいい。
《分離主義者の虚空魔道士/Separatist Voidmage》
リミテッド3.0点
《大クラゲ/Man-o’-War》を筆頭に過去の面々と比べると重く感じるかもしれないし、最近のカードと比較してすらパッとしないかも。それでもまあ妥当な範囲だし、色が合えばまず使うだろう。もう1マナ重くていいから《エイヴンの偵察員/Aven Surveyor》を使わせてくれと思うかもしれないけれど、ぐっと押さえて優先的に取ろう。どちらかというと前のめりなデッキの方が効果を最大限に活かせるだろうけれど、コントロールでも間違いなく採用されるカードだ。
《印章持ちのヒトデ/Sigiled Starfish》
リミテッド3.0点
テーロスブロックのドラフトでも、コントロールやミッドレンジなら一枚は欲しいという人で溢れていた。今回も人気ぶりは変わらないと思う。殴るデッキでは要らないけれど、ヒトデを捨ててまで攻めに出るかどうかは、最初の数ターンくらいかけてゆっくり考えて結論を出したい。
《スカーブの大巨人/Skaab Goliath》
リミテッド2.0点
墓地を利用するカードは、1枚だけ入れると競合せず使えて大変よろしい。このあたりは探査で皆実感したことだと思う。大巨人の場合、要求はきっちりクリーチャーカード2枚だから、使うならデッキに14枚はクリーチャーが欲しいところ。それにルーターと《金切り声のスカーブ/Screeching Skaab》みたいなカードがいると尚良しといったところだろう。とにかく唱えることさえできればデカい強い。
《魂刃のジン/Soulblade Djinn》
リミテッド4.0点
個人的に、どうせこの名前はまたレアのジンなんだから、4点つけて次へ行ってもいいかなって。何とカードを読んでから再評価してもやっぱり4点だった。名前に違わず、単体で強い飛行クリーチャーだし、あらゆる呪文が全体強化にもつながる。こいつが生きていれば、そうたくさんの呪文は不要だ。もちろんあって悪いわけじゃないけどね。
《スフィンクスの後見/Sphinx’s Tutelage》
リミテッド1.5点
《戦慄水/Dreadwaters》をかき集めれば、スフィンクスの貢献ライブラリーアウトデッキの可能性が微レ存……?こいつの貢献でどのくらいライブラリーアウトがモノになるかはともかく、ゆっくりしたデッキに対して突きつけるには悪くない。ルーター能力の方も悪くないとはいえ、それだけをあてにして採用できるほどじゃない。やはりライブラリー破壊が狙えてナンボだろう。
《層雲歩み/Stratus Walk》
リミテッド3.0点
前環境では英雄的と一緒に収録されていたから、結構早めに手を出していいカードだった。英雄的と比べて、高名は層雲歩みに即飛びつきたくなるほどではないにせよ、取る理由としては十分。それに単体で見ても、層雲歩みはそう悪いカードじゃない。クリーチャーの枚数が多くなければ抜くこともあると思うけれど、普通に使える。カードを消費せずに飛行をつけたり、ブロックの計算を狂わせたりできるのは中々いい。
《テレパスの才能/Talent of the Telepath》
リミテッド0.5点
リミテッドのデッキに何枚呪文が入っているというのか。そしてその数少ない呪文の一体いくつが状況を問わず役立つのか……と考えれば、特別な才能などなくてもメインに入れるカードじゃないことは分かるね。サイドから投入することだってそうあるとは思えない。でもまあ、確実に魔巧するようなデッキを使っていて、対戦相手のデッキに強力な呪文がいくつも仕込まれてるようなときにはいい仕事をしそうだ。ああそうそう、ライブラリーも削れるからマニアはどうぞ。
《飛行機械の諜報網/Thopter Spy Network》
リミテッド1.0点か3.5点か
ブレの激しいカードだけど、その分見返りも大きい。1回誘発させられればずっとトークンを生み続けられることだろう。トークンを生成し続けられればその効果は凄まじいものがある。早めに取って専用デッキを組みたいね。仮にうまくいかなかったとしても、6枚以上誘発させられるようなら絶対に入れるよ(もっと少なくてもあるいは何とかなるかもしれないし)。
《塔の霊/Tower Geist》
リミテッド3.5点
2/2飛行でカードを引けるとか最高すぎる。イニストラードブロックのリミテッドに引き続きお世話になりそう。
《蛙変化/Turn to Frog》
リミテッド2.0点
コンバットトリックとしては、つかえる方だよね。前に収録されてたときと同じ。デカいクリーチャーでも対処できるのは嬉しいところ。守ってるときに使う場合、除去ケアで複数ブロックするようにしよう(とはいえ打ち消されたら酷いことになるからそこはまた気を付けて)。
《狩漁者/Watercourser》
リミテッド2.5点
同じ狩猟者って名前のついた3マナクリーチャーでも、構築で使われる奴とリミテッド用のがいるんだなって。格差社会の縮図を見る気分だ。ちなみにリミテッドでは、重すぎず中々のサイズと柔軟性を持ち合わせてるからまず使うだろう。
《つむじ風のならず者/Whirler Rogue》
リミテッド4.0点
4マナで1/1飛行2体を出すだけでも既に採用できるレベル。それにすぐ起動できる、戦線突破能力付きの2/2がついてくるだなんて素敵すぎない?強アンコモンここにあり、って感じだね。
《意志を砕く者/Willbreaker》
リミテッド点
除去やバウンス以外で対象を取る手段がいくつもあるなら、名前負けしないような強さを発揮できそう。特に繰り返し使える、《勇者の選定師/Anointer of Champions》や《アクロスの看守/Akroan Jailer》、あるいは運が良ければ《つむじ風のならず者/Whirler Rogue》とタッグを組めたら最高だ。やり方次第で夢の超人タッグも組めるけど、単体だとクソザコナメクジだから気を付けて。
青のコモントップ5
5.《層雲歩み/Stratus Walk》
4.《飛空士志願者/Aspiring Aeronaut》
3.《護輪のフクロウ/Ringwarden Owl》
2.《分離主義者の虚空魔道士/Separatist Voidmage》
1.《閉所恐怖症/Claustrophobia》
中々悪くはなさそう。優良除去、バウンス、優秀な飛行クリーチャーと、青で欲しいところは一通りそろってる。強アンコモンや打ち消しもあるし、十分期待できそうだ。
LSV
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