◆ 【翻訳】戦乱のゼンディカー リミテッドレビュー 黒 (by LSV)
Battle for Zendikar Limited Set Review - Black
Luis Scott-Vargas, 2015年9月22日
http://www.channelfireball.com/articles/battle-for-zendikar-limited-set-review-black/
今回は青より先に黒をレビューすることにした。特別な理由があったわけじゃないんだけど、青のレビューでうまいこと言おうとして一悶着あってね。ま、とにかく今日は黒。明日には青も上がるはずだよ!
Battle for Zendikar Limited Set Review - Black
Luis Scott-Vargas, 2015年9月22日
http://www.channelfireball.com/articles/battle-for-zendikar-limited-set-review-black/
今回は青より先に黒をレビューすることにした。特別な理由があったわけじゃないんだけど、青のレビューでうまいこと言おうとして一悶着あってね。ま、とにかく今日は黒。明日には青も上がるはずだよ!
《祭壇の刈り取り/Altar’s Reap》
リミテッド1.5点
確かにエルドラージ・末裔のひしめく環境だとは思うけど、それでもすごい強いカードじゃないね。2枚引けるというのはいいにしても、1/1を生贄にささげるのだってタダじゃない。そこまでしてやっと《予言/Divination》じゃあね。それに《脅しつけ/Threaten》系のカードは5マナかかる《敵対/Turn Against》しかないし、敵対はそもそもインスタントで奪ったクリーチャーをブロックさせればいいから、生贄の必要がない。《膨れ鞘/Blisterpod》がたくさん取れたら面白いかもね。それでも大概のデッキには不要だと思う。
《血の絆の吸血鬼/Bloodbond Vampire》
リミテッド2.0点
素のスペックが能力のせいで無残になってるわけでもないし、恒久的でなくてもライフを得られることができれば中々の実力に育つ。さらにこいつは同盟者だ(もう間違わない。見直しまでしたし)。今回のテーマの一つ、ライフゲインだけど、そこまで普通のピックを犠牲せずにいけそうだから、空いていそうなら狙ってみていいと思う。パーツが集まったらなかなか愉快そうだ。オリジンのときの白黒円ちゃんと見たいに、個々のカードが単体で戦力になるし、コンボがそろえば恩恵は大きい。
《骨の粉砕/Bone Splinters》
リミテッド2.0点
ドロー好きの俺でも、骨の粉砕より祭壇の刈り取りのがいいとは言えないさ。たとえ2:1交換だったとしても、なんでも倒せるのは偉い。2枚のカードを使って《予言/Divination》よりは、《終止/Terminate》の方がいいってこと。それに、特別シナジーが多くなくても《骨の粉砕/Bone Splinters》は使うでしょ。《膨れ鞘/Blisterpod》だとか《血の宿主/Blood Host》だとかがたくさんいるなら、それなりに早くとってしまって構わないと思う。普通はそこまで早くとりたいカードではないんだけどね。
《捕らわれの宿主/Carrier Thrall》
リミテッド3.0点
生贄デッキの虜というわけではないんだが、でもアドアドしいのは大好きだ。こいつは2マナクリーチャーでありながら後半も役に立つ。色々なカードとシナジーがある上、特にコンボ要素がなくても単体で優秀というできる奴だ。
《完全無視/Complete Disregard》
リミテッド2.5点
欠色はここで初めて登場するキーワードだね。ぶっちゃけあまり、血色を変えてルールを読み返す必要はないよ。今回は無色を参照するカードはあるものの、それを使わないなら無視してしまって構わない。色がついてようがついてなかろうが、効果自体は変わらない。とはいえ無色関連のカードが回ってきた場合に備えて、大体何枚とったかは覚えておきたいね。
カードそのものの性能だけど、巨大クリーチャーを倒せないのは無視できないポイントだ。十分使用には堪えるカードだけど、それほど絶対的なカードじゃないかな。あまり枚数を集めるカードじゃないと思うけど、2枚までは全然いいね。
コメント
こういうカード名をもじったのか微妙にわかりにくい洒落が大好きです。
原文のあふれ出るユーモアをできるだけ拾っていきたい。
言葉遊びコメントいただけるととても嬉しいです。